ユニスワップ、月間380億ドルの過去最高取引高を更新

イーサリアム(ETH) 仮想通貨
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監修
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Naoki Saito
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分散型取引所Uniswapは28日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークにおける11月の取引高が380億ドル(約57兆円)を突破し、過去最高を記録した

レイヤー2ネットワークでの取引急増


レイヤー2とはイーサリアムのメインネットワーク上の取引を集約して処理する技術で、取引速度の向上とガス代の削減を実現する。

Dune Analyticsのデータによると、BaseやArbitrumなど主要なレイヤー2プラットフォームでの取引高は3月の記録を40億ドル上回った。特にArbitrumが195億ドルと最大のシェアを占め、Coinbaseが開発したBaseも130億ドルの取引を記録した。

アポロクリプト社のヘンリク・アンダーソン最高投資責任者は「ビットコインが10万ドルに近づくたびにイーサリアムとDeFiトークンが牽引力を得る傾向がある」と分析する。

同氏はオンチェーン収益率の上昇とETH/BTCモメンタムの増加による「DeFiルネサンス」の到来を指摘している。

プロトコル手数料でも躍進


取引高の成長に加え、Uniswapは過去1カ月間で9000万ドル以上の手数料を生み出し、プロトコル別手数料ランキングで6位にランクインした。トロンやメーカー、ソラナのミームコインプラットフォームPump.funを上回る実績となっている。

この活況はUniswapの独自トークンUNIの価格にも反映され、週間で42%以上の上昇を記録。発表時点でUNIは12.58ドルで取引され、24時間で10%上昇している。

これはソラナ(SOL)ベースのRaydiumやJupiterなど他の分散型取引所トークンを上回るパフォーマンスを示している。

DeFiエコシステムの発展と今後の展望


レイヤー2テクノロジーの進化により、DeFiプロトコルの利便性と効率性は大きく向上している。

機関投資家の参入も活発化しており、特にソラナベースのブロックチェーンアプリケーションは2024年第3四半期に1億7300万ドルの投資を集めた。

今後はレイヤー2の取引手数料の最適化や新規プロジェクトの参入により、DeFiエコシステムの更なる発展が期待される。

個人投資家は分散型取引所の利用に際し、セキュリティとガス代コストの観点からレイヤー2の活用を検討することが推奨される。

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