トランプDeFi「WLF」、独自のステーブルコインを発行か

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監修:
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ドナルド・トランプ前米大統領とその息子2名が支援する分散型金融(DeFi)プロジェクト「World Liberty Financial(WLF)」はこのほど、独自のステーブルコインを作成および発行する可能性があることが分かった。

ステーブルコインとは、法定通貨など比較的価値が安定した資産(多くは米ドル)と連動した暗号資産(仮想通貨)だ。

ただし、独自ステーブルコインは開発が進行中であり、発売までには時間がかかる可能性があるという。

独自トークンを販売中

同プロジェクトは、ブロックチェーン上に立ち上げられた仲介者なしで金融システムであるDeFiの仕組みを利用し、既存の金融における問題解決に取り組んでいる。

大手DeFi「Aave」の仕組みを活用したレンディングサービスを開発しており、「安全で高利回りな仮想通貨投資」の提供を目指している。

10月15日からは、ホワイトリストに登録した米国在住者を含む認定投資家向けに、独自の仮想通貨WLFIトークンを販売開始した。

初期販売では、3億ドル(約450億円)の調達を目指している。

ただしトークン販売は、トークン流通から12ヶ月間は譲渡不可能であることなどを理由に、執筆時点までに1400万ドル(約21億円)の調達に留まっている。

関連:トランプ氏の仮想通貨プロジェクト|目標額の3%にとどまる

26兆円超えのステーブル市場

仮想通貨におけるステーブルコインの市場は、執筆時点で1700億ドル(約26兆円)以上の規模になっている。

中でも、テザー(USDT)とサークル(USDC)が大手のステーブルコインだ。

しかしステーブルコインは今後、規制などの影響により利用に影響が出る可能性があると予測されているため、市場シェアの分散化が急務となっている。

最近では、決済大手会社のPayPal(PYUSD)やWeb3.0企業のリップル社(RLUSD)などもステーブルコインの開発を進めている。

同プロジェクトにおいても、ステーブルコイン発行会社パクソスのリッチ・テオ共同創業者をステーブルコインおよび決済の責任者に招き入れることを発表した。

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