テレグラム、新たに「ギフト機能」追加|NFTへの変換も実装へ
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ギフトとは、ユーザープロフィールに表示したり、スター(アプリ内通貨)や他ギフトに変換できるアニメーション画像だ。
今年後半には、アニメーション画像を非代替性トークン(NFT)に変換できる機能も実装予定だという。
「ギフトを送る」機能が追加
新機能は、ユーザープロフィール内メニューで「ギフトを送る」から、好きなアニメーション画像にカスタムメッセージを添えて送信することが可能だ。
ギフト送信時には、送信者の名前を非表示にすることもできる。
ただしギフト送信には、テレグラム上のアプリへの課金やクリエイター支援などを行うことができるアプリ内通貨であるスターが必要となる。
スターは、公式サイトもしくはFragment(スターの割引購入可)などから購入できる。
NFT変換機能も?
受け取ったギフトは、プロフィールの「ギフト」タブに表示したり、ギフトを破棄および他のギフトの購入などに使用できる。
また、今年後半には、ギフトをThe Open Network(TON)基盤のNFTに変換できる機能を導入する予定だという。
TONは、テレグラム基盤のアプリと親和性が高いブロックチェーンとして知られる。特にゲーム市場が成長を牽引しており、今後はビットコイン(BTC)やポリゴンなど他チェーンとの接続なども進んでいる。
ギフトをこのネットワーク上のデジタルコレクションに変換できるようにすることで、ユーザーはギフトの所有権をブロックチェーンに記録したり、テレグラム外でギフトの売買ができるようになるという。
NFT対応を目論むTONアプリ
昨今は、TON上のいくつかのWeb3プロジェクトも、NFT対応を目論んでいる。
先日TON上に暗号資産(仮想通貨)HMSTRトークンを公開したゲーム「ハムスターコンバット」は、NFTマーケットプレイスやNFT機能の導入を予定している。
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ただし、イーサリアム(ETH)を中心としたNFT市場全体においては、販売量や取引数が減少の傾向を見せている。