Symbiotic、入金額が10億ドル突破|公開から1ヶ月未満で達成

暗号資産(仮想通貨)の新興リステーキングプロトコルであるSymbioticはこのほど、入金額(TVL)が10億ドルを突破し、リステーキング市場で2番目に大きいプロトコルとなった。
リステーキングとは、二重でステーキングできる技術となり、ユーザーの報酬およびブロックチェーンのセキュリティを高めることを実現する。
同プロトコルは3日、入金上限の引き上げを行い、過去24時間でTVLが3倍以上に成長した。
入金枠は、執筆時点で10つのうち5つのプールが埋まっている。新規および追加で入金をしたいユーザーは、4つのリキッド・ステーキング・トークン(LST)とEthena(ENA)トークンのプールへ入金ができる。
公開から1ヶ月足らずで10億ドル達成
同プロトコルは、2023年に同じくリステーキングプロトコルであるEigenLayerに競合する存在として開発が始まった。
これまで、仮想通貨ファンドParadigmやステーキングプロトコル大手LidoのKonstantin Lomashuk共同創業者などから資金調達を行なってきた。
同プロトコルは、セキュリティ共有プロトコルと言われており、ユーザーは資金を預けることで同プロトコルの派生サービスの支援を可能にする。
また、EigenLayerよりもカスタマイズ性に優れたサービス開発が可能になるという。
同プロトコルのTVLが10億ドル突破は、イーサリアム(ETH)のメインネットに公開された6月8日から1ヶ月足らずの出来事となる。
EigenLayerが市場をリード
リステーキング市場は、執筆時点でTVLが170億ドルを超えており、EigenLayerが市場を大きくリードしている。
その他のリステーキングプロトコルは、以下のような場所が存在している。
- ERC-20(ETH以外の資産)の入金に対応する「Karak」
- ソラナ(SOL)ブロックチェーンで稼働する「Solayer」
- ビットコイン(BTC)の入金に対応する「Pell Network」
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