仮想通貨企業ストラテジー、2兆円の社債発行を発表
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仮想通貨関連企業のストラテジー(Strategy)は20日、総額20億ドル(約3000億円)規模の無利息転換社債を発行すると発表した。
今回発行される社債は2030年満期の無利息転換社債で、適格機関投資家向けに私募形式で提供される。同社は初期購入者に対し、5営業日以内に最大3億ドル(約450億円)の追加購入オプションも付与した。
社債発行の詳細と転換条件
新規発行される社債は、同社の無担保シニア債として位置付けられる。満期は2030年3月1日に設定され、それ以前の買戻し、償還、転換も可能となっている。
転換価格は1株あたり約433.43ドル(約6万5000円)に設定され、これは2月19日の同社株式の出来高加重平均価格に対して35%のプレミアムを付加した水準となる。
調達資金の使途とビットコイン戦略
この社債発行による純収入は、手数料や経費を差し引いて約19.9億ドル(約2985億円)になると見込まれている。同社は調達資金を、ビットコイン(BTC)の取得や運転資金を含む一般事業目的に使用する予定だ。
ストラテジーは「世界初かつ最大のビットコイントレジャリーカンパニー」を標榜(ひょうぼう)しており、ビットコインを主要な準備資産として採用している。同社は株式や債券による資金調達、事業からのキャッシュフローを活用し、戦略的にBTCを蓄積する方針を掲げている。
この動きは、機関投資家の仮想通貨市場への参入がさらに加速する可能性を示唆している。近年、ビットコイン上場投資信託(ETF)の承認など、仮想通貨市場の制度化が進む中、従来型の金融商品を通じたおすすめの仮想通貨投資の選択肢が広がっている。
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