ストラテジーのBTC保有量81万枚突破、取得ペースは減速か

米ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は4日から10日にかけて、ビットコイン(BTC)を約4,300万ドル(535 BTC)で追加取得した。
1BTCあたりの平均取得単価は手数料込みで8万340ドルとなっている。今回の取得により、同社のビットコイン総保有量は81万8,869 BTCに達した。
BTC取得ペース減速か
同社のこれまでの総取得コストは、約618億6,000万ドルに上る。全体の平均取得単価は7万5,540ドルとなっている。
同社はビットコインを主要な準備資産として位置付けており、継続的な資金配分を米証券取引委員会(SEC)への提出書類を通じて定期的に開示している。
現在の市場価格に基づくと、同社の保有するビットコインの未実現利益は約46億ドルに達する。
また、総保有量はビットコインの最大供給量である2,100万枚の3.9%以上を占める規模となっている。
4月には3万4,164BTCという大規模な取得を行っていたが、今回は2026年に入ってから最も小規模な週間取得となった。
株式売却による資金調達を継続
今回のビットコイン取得資金は、主に市場での株式売却を通じて調達された。クラスA普通株式の売却から4,290万ドル、優先株式から10万ドルを得ている。
同社の株式に対する強い需要が、継続的なビットコインの蓄積を支える形となっている。
ストラテジーのマイケル・セイラー会長は第1四半期の決算発表時、優先株の配当のためにビットコインを売却する可能性に言及していた。
市場では一時議論が巻き起こったものの、同氏は引き続きビットコインの純買い手であるとの立場を明確にしている。
同社が5日に発表した第1四半期の財務結果では、ビットコイン関連の利益が約50億ドルに上ることが報告された。完全希薄化後の1株あたりビットコイン保有量の増加を示す指標も、年初来で9.4%の成長を記録している。