ポイント大手Ponta、独自ブロックチェーンで新サービス開始

共通ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティマーケティングは16日、独自ブロックチェーン「MUGEN Chain」と新プラットフォーム「MUGEN Portal」の提供を開始すると発表した。
1億人超の会員基盤をWeb3.0につなぐ新プラットフォーム
ロイヤリティマーケティングは「無駄のない消費社会構築に貢献する」という企業理念のもと、2023年夏からブロックチェーン構築に取り組んできた。
今回発表された「MUGEN Portal」は、Ponta会員IDでログインするだけでWeb3.0サービスを利用できる新しいプラットフォームだ。
サステナブル活動の貢献度を可視化する第一弾サービス
第一弾サービスとして提供される「みんなの応援実績」機能では、LMが提供するSDGsアプリ「Green Ponta Action」などを通じた、ユーザーのサステナブル活動への貢献度を可視化する。
これまで見えづらかった個人の貢献金額をブロックチェーン上で記録し、貢献度に応じてNFTやPontaポイントなどの特典を提供する。
Web3.0技術を活用した新たなマーケティング支援へ
ロイヤリティマーケティングは本プラットフォームを通じて、ユーザーのオンライン・オフライン双方の行動に対してNFTを発行する。
これまで点在していた消費行動データを有機的に結びつけ、より詳細な生活者ニーズの把握を目指す。企業に対しては、Web3.0技術を活用した新しいマーケティング支援の強化に取り組む方針だ。
Web3.0の大衆化を見据えた今後の展開
同社は「MUGEN Chain」および「MUGEN Portal」を通じて、1億人超のPonta会員に日常生活の延長線上でWeb3.0サービスを提供していく。
すでにGreen Ponta Actionは125万ダウンロードを突破し、1日あたり13万人以上が利用している。今後は参画企業を拡大し、サービスの提供分野を順次拡張していく予定だ。Web3.0技術の導入障壁を下げることで、新技術の大衆化を推進する。
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