OpenSea、NFTポイント制度を全面修正|ガチホ重視へ転換
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非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス大手オープンシー(OpenSea)は19日、XPレワードシステムの一時停止と制度の全面修正を発表した。新制度への移行を通じて、ユーザーエンゲージメントの向上を目指す。
コミュニティからの強い反発
1月28日に導入された新NFTマーケットプレイス「OS2」のベータ版では、プラットフォームのネイティブトークン「SEA」のエアドロップ権利を得るためのポイント制度を実装。しかし、エコシステム開発者への配慮に欠け、高頻度取引を助長する仕組みとして批判が集中した。
特に著名なNFTコレクターで影響力のあるWale氏は、新システムを「ステロイドを打ったBlurファーミング」と表現。適切な安全措置のない高頻度取引の危険性を指摘している。
長期ユーザーの不満
取引高1,000万ドル以上を記録する長期ユーザーのTylerD氏は、Gemesisなど特定のNFT保有要件により新プラットフォームにアクセスできない状況を批判。多くの優良顧客が新制度から除外される結果となっていた。
プラットフォームの市場シェアにも影響が出始める中、競合のBlurを模倣した戦略の見直しを迫られる形となった。
新制度による改善策
OpenSeaのデビン・フィンザーCEOは、リストや入札活動へのXPポイント付与を即時停止。代わりに購入と保有を重視した新たなポイント制度への移行を表明した。
2月14日に導入された「XP出荷システム」を中心に、より本質的なプラットフォーム参加を促進する方針。コミュニティからのフィードバックを積極的に取り入れ、市場シェアの維持・回復を目指す。
今後の展開については数週間以内に詳細を発表予定で、建設的な提案を通じたプラットフォームの改善を呼びかけている。市場関係者からは、OpenSeaの迅速な対応とユーザー重視の姿勢を評価する声も出ている。
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