NFTマーケットプレイスのおすすめランキング比較一覧【日本・海外別】
NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買するプラットフォームです。近年では、さまざまなNFTマーケットプレイスが登場しており、2024年以降も日本と海外でさらなる成長が予想されています。その中で、多くの投資家や専門家がNFTマーケットプレイスを比較したり、ランキングをつけたりしながら利用しているのが現状です。
そもそもNFTとは、ブロックチェーン技術を用いてデジタルアセットの所有権を証明する仕組みで、日本国内でも市場が拡大しています。おすすめのNFTを購入するには、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon/MATIC)などが必要となります。
本記事では、NFTマーケットプレイスを日本と海外で比較して、おすすめのプラットフォームをランキング形式で紹介します。特徴や選び方などをわかりやすく解説しているため、「NFTに興味はあるが、どのNFTマーケットプレイスを利用すれば良いか分からない」という方も疑問や不安を解消できるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
NFTマーケットプレイスとは
NFTマーケットプレイスとは、ユーザー同士でデジタルアート作品や音楽などのNFTを売買できるオンラインプラットフォームです。NFTマーケットプレイスは日本と海外でさまざまな種類があり、以下の特徴があります。
- クリエイター自身の作品を展示したり販売したりできる
- 作品ごとの偽造や改ざんを防ぐブロックチェーン技術が活用されている
- 1次販売・2次販売された際、販売手数料を得られるNFTマーケットプレイスがある
ほかにも、取引手数料が低かったり日本円に対応していたり、NFTマーケットプレイスによって特徴が異なります。メタバース上で使用できるゲーム内キャラクターや武器を売買しているところもあり、取り扱っているNFTの種類も豊富です。
詳細は後述しますが、NFTマーケットプレイスを選ぶ際は、取り扱いNFTの種類や取引手数料、セキュリティなどを比較して自分にあったものを選びましょう。
NFTマーケットプレイスの種類
NFTマーケットプレイスは、以下の3つの種類で分類・比較されています。
- 汎用型NFTマーケットプレイス
- 審査型NFTマーケットプレイス
- 独自型NFTマーケットプレイス
それぞれ解説していきます。
汎用型NFTマーケットプレイス
汎用型NFTマーケットプレイスとは、さまざまなジャンルのNFTを取り扱うプラットフォームです。アートやゲームアイテムなど、多岐にわたるカテゴリのNFTが出品・取引されており、初心者から上級者まで多くのユーザーに利用されています。
代表的なNFTマーケットプレイスとして、以下の2つが挙げられます。
- OpenSea
- Rarible
1つのNFTプラットフォーム内で多様なNFTを検索・取引できるため、幅広いジャンルのNFTに興味があるユーザーにおすすめです。取り扱い量と取引量が多いプラットフォームでもあるため、流動性の高さと取引の活発さも特長となっています。
審査型NFTマーケットプレイス
審査型NFTマーケットプレイスとは、NFTの品質を確保するために、取引開始前に一定の審査やガイドラインを設けているプラットフォームです。NFTマーケットプレイス内でクリエイターがNFTを出品する際に審査が行われ、クリエイティブ力やオリジナリティ、作品の完成度などが評価されます。
代表的なNFTマーケットプレイスは、以下の2つです。
- SuperRare
- Foundation
審査型NFTマーケットプレイスでは希少性が高く、価値の高いNFTを多く取り扱っているため、仮想通貨億り人を目指している投資家にとってもおすすめです。NFTの品質や知名度にこだわるユーザーにとっても、人気のNFTマーケットプレイスとなっています。
独自型NFTマーケットプレイス
独自型NFTマーケットプレイスとは、企業や個人が自身でプラットフォームを構築し、NFTを販売するプラットフォーム。利用するユーザーは、特定のテーマやコンセプトに深い興味や関心を抱いている可能性が高いです。そのため、コミュニティ文化や新しい価値観が育まれ、強いつながりが生まれる傾向があります。
代表的なNFTマーケットプレイスは、以下の2つです。
- CoincheckNFT
- DOSI(旧LINE NFT)
独自型NFTマーケットプレイスを運営するメリットとして、販売手数料がかからない点が挙げられます。企業や個人クリエイターが新規NFTブランドを立ち上げて販売取引を行えるだけでなく、ユーザーがより簡単にNFTを始められる点も特長です。
NFTマーケットプレイスおすすめランキング7選【日本】
NFTマーケットプレイスにおいて、日本でおすすめのプラットフォームをランキング一覧形式で紹介します。
- CoincheckNFT
- SBI NFT
- DOSI(旧LINE NFT)
- Rakuten NFT
- Adam by GMO
- HEXA
- tofu NFT
ひとつずつ紹介していきます。
日本国内のNFTマーケットプレイス①:CoincheckNFT
Coincheck NFTは、国内発の仮想通貨取引所コインチェックが運営するNFTマーケットプレイスです。2021年3月に、ユーザー同士がNFTと仮想通貨を交換できるプラットフォームとして誕生しました。
Coincheck NFTの特徴は、以下のとおりです。
- コインチェック口座を開設するだけで、NFTの売買から保管までワンストップで行える
- イーサリアム(ETH)と今後が期待されているポリゴン(Polygon/MATIC)チェーンに対応している
- NFTを購入する際に手数料(ガス代)がかからない
本記事執筆時点で、NFTマーケットプレイス内には30種類以上の仮想通貨を取り扱っており、今後もICO仮想通貨の登場が注目されています。主要通貨として将来性が高いビットコイン(BTC)だけでなく、アルトコインとして人気の仮想通貨リップル(XRP)の売買も可能です。
運営元である、コインチェックの高いセキュリティレベルも特徴のひとつ。メタマスク(MetaMask)のようなNFT専用ウォレットでNFTや仮想通貨を安全に保管・管理できます。長年かけて国内仮想通貨取引所として積み重ねてきた信頼性をもとに、安心して利用できるNFTマーケットプレイスを提供しています。
日本国内のNFTマーケットプレイス②:SBI NFT
SBI NFTは、SBI VCトレードなどを提供するSBIグループの傘下にあるSBI NFT株式会社が運営するオンチェーンのNFTマーケットプレイスです。セキュリティと信頼性の高さから、日本国内だけでなくグローバルでも活用されるNFTマーケットプレイスを目指しています。
SBI NFTの特徴は、以下のとおりです。
- 日本語・英語・中国語・韓国語に対応している
- 改ざんリスクを防ぐため、Startrailを採用している
- 仮想通貨イーサリアム(ETH)とポリゴン(Polygon/MATIC)チェーンに対応している
Startrailとは、SBI NFTとパートナーシップを締結しているスタートバーン株式会社などが開発したブロックチェーンインフラシステム。NFTマーケットプレイス内のNFT所有権管理を強化し、クリエイターやユーザーを守る効果があります。
2023年1月には、日本初となる仮想通貨とNFTの統合型ウォレット「SBI Web3ウォレット」を導入。自動円転機能や自動暗号資産調達機能など、NFT売買の複雑さを解消できると話題を集めました。
ほかにも、メタバース投資のひとつとして地方創生プロジェクトや、ふるさと納税の返礼品にNFTを活用するなど、積極的に新しい取り組みを行っています。
日本国内のNFTマーケットプレイス③:DOSI(旧LINE NFT)
DOSI(旧LINE NFT)は、LINE NEXTが運営するNFTマーケットプレイスです。メッセンジャーアプリであるLINEアカウントがあれば、簡単に始められます。
多くの日本人にとってLINEは馴染み深く、信頼性の高いサービスです。安心して利用できるNFTプラットフォームとしておすすめする専門家も少なくありません。そんなDOSIの特徴は、以下のとおりです。
- 日本だけでなく海外で販売されているNFTも取引できる
- NFTゲームアイテムやメンバーシップ、LINEスタンプなどのユーティリティがある
- 日本語以外に英語や韓国語、タイ語、中国語などの言語にも対応している
DOSIはWeb3.0仮想通貨などの普及に向けて、NFTを基盤としたデジタル・コマースを目指しています。USDなどの法定通貨やクレジットカード、今後も動向が期待されているイーサリアム(ETH)での決済に対応しており、世界中のユーザーを対象としたNFTマーケットプレイスなのです。今後の展開によっては、人気のNFTブロックチェーンゲーム「THE LAND エルフの森」で使用できるエルフトークン(ELF)の参画にも期待できます。
日本国内のNFTマーケットプレイス④:Rakuten NFT
Rakuten NFTは、インターネット関連サービスを展開する楽天グループのNFTマーケットプレイスです。仮想通貨やブロックチェーンに関する知識がない方でも、簡単に始められます。
Rakuten NFTの特徴は、以下のとおりです。
- 楽天IDがあれば誰でも始められる
- 楽天ポイントでNFTを購入できる
- 楽天独自のプライベートブロックチェーンを活用している
Rakuten NFTで気になるNFTを購入した際は、商品価格に応じて楽天ポイントが付与されます。ただし、ポイントが貯まるのはクレジットカードで決済した場合のみです。
楽天グループが提供する多くのサービスと連携している点も強みのひとつ。製品購入時や他の楽天グループのサービス内で特定の要件を満たすと、NFTを賞品やギフトとして入手できるのです。
これまでウルトラマンや楽天イーグルス、全日本プロレスなど、幅広い分野でコラボレーションしてきたNFTマーケットプレイスとして、多くのユーザーから支持を得ています。
日本国内のNFTマーケットプレイス⑤:Adam by GMO
Adam by GMOは、インターネット事業を手がけるGMOグループが運営する国内有数のNFTマーケットプレイスです。「NFT技術を使ったコンテンツ流通革命の支援」を目的としており、仮想通貨の次に流行るものを生み出すために、2021年12月に誕生しました。GMOはブロックチェーン領域に力を入れており、仮想通貨取引所「GMOコイン」も運営しています。
Adam by GMOの特徴は、以下のとおりです。
- 仮想通貨やクレジットカード以外に、日本円でもNFTを購入できる
- NFT作成者にロイヤリティ手数料が入るため、継続的な収入を得られる
- NFTゲームや写真、イラストなど、幅広いジャンルを取り扱っている
参加クリエイターは坂本龍一氏や小室哲哉氏、東村アキコ氏、ORANGE RANGEなど、国内外の著名なクリエイターばかり。NFTマーケットプレイス内で、ランキングや作品一覧から気になるNFT作品を比較したり、クリエイターを発見できたりします。
NFT保有者限定のコンテンツも楽しめるので、コレクションとして集めるだけでなく、限定動画や音楽などを入手するために参加するユーザーもいます。今後は、Adam by GMOで仮想通貨決済に対応したオンライストアにNFTが加えられる日がくるかもしれません。
日本国内のNFTマーケットプレイス⑥:HEXA
HEXAは、株式会社メディアエクイティが運営するNFTマーケットプレイスです。インフルエンサーなどの著名人は、SNS投稿をNFT化して、プラットフォーム内でファンに販売できるようになります。
HEXAの特徴は、以下のとおりです。
- NFTマーケットプレイス内にコミュニティ機能やメタバース展示などの楽しみ方がある
- インフルエンサーやクリエイターは、新しい交流を形をファンに対して実現できる
- NFTの発行と販売は、X(旧Twitter)アカウントがあれば簡単に始められる
HEXAには、独自の仕組みとしてNFTスポンサー制度があります。NFT発行者への応援としてスポンサー投資をすると、転売時の利益をシェアできるため、NFT投資したファンも利益を得ながら応援できる仕組みです。今後は、イールドファーミングのようなNFTを保有するだけでリターンが得られる機能の実装も考えられます。
カスタマー・トゥ・カスタマー(Consumer-to-Consumer/C2C)型NFTマーケットプレイスとして日本最大級を誇り、HEXAメタバースとも連動しています。購入したNFTをHEXA LANDや住民票NFTと一緒に購入すれば、メタバース空間に飾ることも可能です。
日本国内のNFTマーケットプレイス⑦:tofu NFT
tofu NFTとは、株式会社COINJINJAが運営するNFTマーケットプレイスです。2021年の国内サービス開始以来、急速に成長し、2022年4月には累計取引量100億円を突破し、翌年2023年1月にはユニークアクティブウォレット(UAW)が1万6000を超えました。
そんなtofu NFTの特徴は、以下のとおりです。
- 海外ユーザーもアクセスしやすい多言語対応を実現
- EVM系チェーンに対応したマルチチェーンマーケットプレイス
- 国内発のNFTマーケットプレイスでありながら海外マーケットも取引対象
本記事執筆時点では、アルトコインであるイーサリアム(ETH)をはじめとした28種類のブロックチェーンに対応。他のNFTマーケットプレイスと比較した際に、拡張性と互換性の高さが伺えます。
2022年9月には、イーサリアム(ETH)のNFTマーケットプレイス「X2Y2」と戦略的提携を発表しました。お互いのNFTプラットフォームユーザーは、両方のマーケットプレイスでNFTを売買できるようになり、利便性の向上や市場の拡大が期待されています。
NFTマーケットプレイスおすすめランキング5選【海外】
NFTマーケットプレイスにおいて、海外でおすすめのプラットフォームをランキング一覧形式で紹介します。
- OpenSea
- Ralible
- SuperRare
- Foundation
- Nifty Gateway
それぞれ紹介していきます。
海外のNFTマーケットプレイス①:OpenSea
OpenSeaは、NFTマーケットプレイスの先駆者として世界ランキングで上位に位置するプラットフォームです。2017年12月にニューヨークを拠点にサービスを開始し、2022年には月間取引高3000億円、ユーザー数60万人を超えるなど、多くのビットコイン成功者を輩出した2010年を彷彿とさせる数々の記録を打ち立てました。
OpenSeaの特徴は、以下のとおりです。
- 8000万点を超えるNFT作品を取り扱っている
- ユーザー同士でNFTを交換できる「Deal」機能が搭載されている
- NFTトレーダー向けのアグリゲーターサービス「OpenSea Pro」を実装
複数のブロックチェーンに対応しており、イーサリアム(ETH)だけでなく、ソラナ(SOL)やバイナンス(BNB)なども活用できます。
仮想通貨ウォレットの種類も豊富で、メタマスクだけでなく、Coinbase WalletやPortisなどの使用も可能。2022年からはヘルプページを含む大部分が日本語表記に対応しているため、日本人ユーザーも使いやすいNFTマーケットプレイスとなっています。
海外のNFTマーケットプレイス②:Ralible
Raribleは、アメリカのスタートアップ系大手NFTマーケットプレイスです。2020年に設立され、2021年6月には約15億8000万円の資金調達を行ったことが大きな話題となりました。
Raribleの特徴は、以下のとおりです。
- 取引手数料がかからない
- 審査なしで誰でもNFTを発行できる
- 2次販売時のロイヤリティ手数料をクリエイターが自由に設定できる
2021年10月には、NFTの発行する際に発生する手数料を抑える目的として「lazy minting」機能が実装されました。
独自トークン「RARI」を発行しており、NFTマーケットプレイス内でのNFT購入や販売に活用できます。トークン保有者はシステムアップグレードや手数料に関する提案や運営に関わる権利も得られます。
NFTマーケットプレイスの中でも、クリエイターに焦点を当てた機能が搭載されているおすすめプラットフォームとしてNFT業界の発展に貢献しています。
海外のNFTマーケットプレイス③:SuperRare
SuperRareは、2018年に誕生した200カ国以上の国々で利用されているNFTマーケットプレイスです。前述したRaribleと同じく、クリエイターへのサポートが重要だと考えています。
SuperRareの特徴は、以下のとおりです。
- 取り扱っている NFTは全て1点もの
- クリエイター審査制を取り入れている
- ガバナンストークン「RARE」を発行している
NFTマーケットプレイスにあるNFTは全てが1点もののため、クオリティと希少性の高さに定評があります。それぞれのNFTには、クリエイターの思いが細かく書かれており、作品の背景を理解できる点はユーザーにとってメリットです。
NFTを販売するには、事前に審査を通過しなければならない点も特徴のひとつ。ほかのNFTマーケットプレイスと比較できない独自性を持っており、取引されるNFTは高額で売買されています。「高品質なNFTアートだけを取り扱いたい」を方針にしていますが、詳細な審査基準は明かされていません。
海外のNFTマーケットプレイス④:Foundation
Foundationは、2020年5月にリリースされたNFTマーケットプレイスです。2022年5月までは、完全招待制のNFTマーケットプレイスとして話題を集めました。ですが、現在は誰でもNFTを出品でき、クリエイター同士がつながるコミュニティとして注目されています。
Foundationの特徴は、以下のとおりです。
- OpenSeaとの連携機能が搭載されている
- 完全招待制の名残から、悪質なクリエイターが少ない
- クリエイターが自身のページでNFT作品を公開・販売できる
Foundationは「信用と希少性」を大切にしており、出品自体に価値が生まれやすいと言われた過去も。他のマーケットプレイスにはない特徴として、利用しているクリエイターやユーザーも少なくありません。
NFTマーケットプレイス外でNFTを発行できる点も、おすすめのポイントです。独自スマートコントラクトを作成し、発行者がオーナーになれるため、複数のNFTマーケットプレイスで販売したり、新しく機能を追加できたりします。
プログラミング知識がない場合でも、簡単にNFTを発行できるNFTマーケットプレイスとして、海外でも日本でもおすすめされているのです。
海外のNFTマーケットプレイス⑤:Nifty Gateway
Nifty Gatewayは、2018年11月に登場したNFTマーケットプレイスです。プラットフォームとしての知名度が高く、世界の著名人が作成したNFTが高値で売買され、大きな話題を集めました。
Nifty Gatewayの特徴は、以下のとおりです。
- NFT作品を出品する際に審査を通過する必要がある
- クレジットカード決済に対応している
厳格な審査により、NFTマーケットプレイス一覧に並ぶ作品は、品質や安全性が担保されています。詐欺NFTの購入リスクが軽減されているため、ユーザーは安心してプラットフォームを利用できるのです。
Nifty Gatewayは、これまで世界的な著名人がNFT発行で利用したことで広く知られています。例えば、ラッパーのエミネムや作曲家のスティーブアオキなどがNFTを出品。エミネムのNFT作品は約1080万円で取引され、NFTマーケットプレイスの取引ランキングに寄与しました。
NFTマーケットプレイス利用におすすめの仮想通貨取引所
NFTマーケットプレイスを利用する際は、NFTを購入するためにイーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon/MATIC)などの仮想通貨が必要です。本記事では、2014年の設立から強固なセキュリティを誇り、上場予定の仮想通貨を積極的に採用している大手仮想通貨取引所bitflyerを紹介します。
bitflyerはビットコイン(BTC)以外に、将来性のある仮想通貨リップル(XRP)など、33種類の銘柄を取り扱っている仮想通貨取引所です。1円から仮想通貨を購入でき、簡単な手順で口座開設から購入まで行えます。
手順は以下のとおりです。
- 口座を開設するため、メールアドレスと個人情報を登録する
- 本人確認を行う。スマートフォンで行う場合、最短10分で口座開設を完了できる
- 任意の方法で開設した口座に日本円を入金する
- イーサリアム(ETH)などを購入する
- NFT取引に必要な仮想通貨ウォレットを用意する
- bitflyerの会員専用ページから仮想通貨ウォレットに送金する
- NFTマーケットプレイスにログインして、気になるNFTを購入する
NFTマーケットプレイスにおすすめのウォレットは、イーサリアムとの親和性が高いメタマスクです。ブラウザ拡張機能やスマートフォンアプリなど、用途に合わせた使い方ができます。より詳しく情報を確認したい方は、仮想通貨テレグラムチャンネルなどでやり方を確認しておきましょう。
同時に、NFT売買で一定の利益が出た場合、仮想通貨の税金と同じく確定申告が必要な点も忘れてはいけません。
bitflyerを見てみるNFTマーケットプレイスのおすすめの選び方
NFTマーケットプレイスのおすすめの選び方は、以下の3つです。
- 取り扱っているNFTのジャンルとカテゴリー
- NFTマーケットプレイスの信頼性とランキング
- 取引手数料や対応している仮想通貨の種類
ひとつずつ解説していきます。
取り扱っているNFTのジャンルとカテゴリー
NFTマーケットプレイスには多種多様なNFTが出品されているため、自分が興味を持つジャンルやカテゴリーを確認する必要があります。特定のジャンルに特化したNFTマーケットプレイスもあれば、幅広いジャンルを取り扱う汎用型NFTマーケットプレイスなどさまざまです。
希望するジャンルを取り扱っていても、実際に自分が欲しい作品が見つかるとは限りません。各NFTマーケットプレイスで出品されているNFTの比較・確認が重要です。NFTマーケットプレイスでの購入を検討している方は、最初に自分が買いたいNFTジャンルとカテゴリーが取り扱われているか確認することをおすすめします。
NFTマーケットプレイスの信頼性とランキング
NFTマーケットプレイスでの取引では、信頼性とランキングに着目しましょう。NFTは比較的新しい市場なので、例えば、詐欺やハッキングのリスクが発生しづらく、高いセキュリティ性をもったNFTマーケットプレイスを選ぶ必要があります。
例えば、本記事で紹介しているNFTマーケットプレイスCoincheck NFTを運営するコインチェックでは、2段階認証やコールドウォレットの活用など、セキュリティ対策が万全です。
運営元の信頼性を判断する方法としては、NFTマーケットプレイスの評価やレビュー確認も有効です。日々、新しいプラットフォームが登場していますが、その中から信頼できるものを見極めるためにも、運営元をよく調べ、セキュリティ対策や評価、レビューなどの情報を確認しましょう。
取引手数料や対応している仮想通貨の種類
NFTマーケットプレイスを選ぶ際は、取引手数料や利用可能な仮想通貨にも注目しましょう。条件はNFTマーケットプレイスによってさまざまで、日本と海外を比較した際も異なります。
取引手数料に関しては、ブロックチェーン上の処理が増えるほど手数料が高くなる傾向です。対応しているおすすめ仮想通貨については、多くのプラットフォームで活用されているイーサリアム(ETH)だけでなく、ポリゴン(Polygon/MATIC)なども利用できるか確認しておきましょう。NFTマーケットプレイスによっては、日本円や海外の通貨で決済可能なプラットフォームもあります。
NFTマーケットプレイスを比較する際の注意点
NFTマーケットプレイスを比較する際の注意点は、以下の3つです。
- ハッキングや詐欺に遭う可能性がある
- ボラティリティが高い
- 決済方法や手数料が異なる
それぞれ解説していきます。
ハッキングや詐欺に遭う可能性がある
NFTマーケットプレイスを比較する上で、ハッキングや詐欺のリスクは考慮しなければなりません。ブロックチェーン技術が用いられてるプラットフォームが多いとはいえ、絶対に安全であるとは言い難いです。
不正コピーや偽造NFTにも注意が必要です。過去には、NFTマーケットプレイスやウォレットがハッキングされ、NFTや「1000倍銘柄」と注目される仮想通貨が盗まれる事件も発生しました。仮に、プラットフォームがハッキングされてしまうと、サービス自体が消滅する危険性も。NFTマーケットプレイスを比較する際は、運営元の信頼性やハッキングや詐欺のリスクを認識した上で、利用することをおすすめします。
ボラティリティが高い
NFTマーケットプレイスで注意すべき点は、ボラティリティの高さです。多くのNFTは米ドル価格で決定するUSDT(Teather/テザー)とは異なり、仮想通貨の価格に連動しています。購入するタイミング次第で利益になったり損益になったりするため、ビットコインカジノのようなギャンブルが少しあります。次回のビットコイン(BTC)の半減期の際に、アルトコインやNFT価格に影響を及ぼす可能性も大いにあります。できるだけ価格が安いときに購入してリターンが得られるよう、プレセール仮想通貨も含めて今から準備しておきましょう。
決済方法や手数料が異なる
NFTマーケットプレイスを選ぶ際は、決済方法や手数料などが異なる点を確認しておきましょう。仮想通貨で取引する場合は、プラットフォームによってクリエイター側が手数料を負担するケースも。
手数料は市場の取引量や時間帯で変動してしまうため、ミームコインと同様に販売価格よりも高くなる可能性もあります。NFTマーケットプレイスでの取引には、販売手数料やネットワーク手数料など、プラットフォームごとにさまざまなコストが発生するので、事前に比較検討しましょう。
仮想通貨のやり取りが不安な方は、DEXToolsなどの分析ツールを活用したり、クレジットカード決済に対応しているNFTマーケットプレイスを利用したりするのもおすすめです。
NFTマーケットプレイス比較・一覧まとめ
NFTマーケットプレイスとは、ユーザー同士でデジタルアート作品や音楽などのNFTを売買できるオンラインプラットフォームです。汎用型・審査型・独自型の3種類に分類されており、取り扱いNFTの種類や取引手数料、セキュリティなどが異なっています。本記事では、そんなNFTマーケットプレイス一覧を日本と海外で比較して、ランキング形式で12個お伝えしました。
NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際は、仮想通貨イーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon/MATIC)などが必要です。自分に合ったNFTマーケットプレイスを選ぶにあたって、取り扱っているジャンルやカテゴリーの違いだけでなく、草コイン系仮想通貨のようにボラティリティが高い点も理解しておきましょう。一方で、ハッキングや詐欺に遭うリスクも留意しておかなければなりません。今後のNFT市場の動向や本メディアで発信するNFTマーケットプレイス情報なども集めながら、仮想通貨の次のバブルに備えるのがおすすめです。
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