米NYSE、イーサリアムETFにステーキング追加へ|2社目
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米ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカは14日、大手資産運用会社グレイスケールが発行するイーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)に、ステーキング機能を追加する提案を米証券取引委員会(SEC)に提出した。
この動きは、21シェアーズが米Cboe BZX取引所を通じて、イーサリアムETF初となるステーキング機能の追加申請を行った後に実施された。
イーサリアムETFにステーキング追加へ
米NYSEの提案では、グレイスケールがETFで保有するイーサリアムのステーキングを可能にすることを目指している。
ステーキングとは、ネットワークの運営(取引の検証など)をサポートするために暗号資産(仮想通貨)トークンをロックアップし、その見返りとして報酬を得る仕組みだ。
グレイスケールのイーサリアムミニトラストETFは、執筆時点で13億ドル(約1,989億円)の資産を運用。大手仮想通貨取引所コインベースが477,428ETHの保管を担当している。
また、バリデーターの不正行為によるペナルティなどのリスクを軽減するため、ステーキングは高度なセキュリティ管理の下で行われるとしている。
コインベースによると、ステーキングの報酬率は約2.06%と予想されている。
イーサリアムの市場動向と将来展望
米SECは2024年、5月にイーサリアムの現物ETFを承認、7月に取引開始の承認を実施した。
ビットコイン(BTC)が現物ETF承認後に史上最高値を更新したこともあり、ETHにおいても価格の上昇が期待されていた。しかし、期待ほどの上場をもたらさなかった。
イーサリアムは最近、1ETH=2,500~2,900ドルで取引されており、4,000ドルの壁を突破できていない。
この背景の1つに、イーサリアムETFが現物保有のみを許可するもので、「ステーキング」による報酬が認められていなかったことにある。
今回のステーキング提案により、イーサリアムETFの魅力が単なる価格上昇期待以上に高まることが期待され、市場の期待感が増している。
また、今後予定されているPectraアップグレードとステーキングの導入により、1ETH=10,000ドルへの上昇を予想する声も出ている。
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