ストラテジー、自社株売却でビットコイン追加取得

米ソフトウェア企業のストラテジーは15日から21日にかけて、自社株約271万株を市場で売却した。この取引による純手取額は、手数料などを差し引いた後で約3億3550万ドルに上る。
同社は調達した資金の一部を利用し、新たに520 BTCを約3490万ドルで取得した。手数料などを含めた1枚あたりの平均取得価格は、約6万7068ドルとなる。
積極的なビットコイン取得戦略
ストラテジー社は暗号資産(仮想通貨)を主要な準備資産として蓄積する戦略を長期的に進めている。
今回の動きも、余剰資金を現金で保有するよりも価値の保存手段として優れているという独自の考えに基づいている。
株式市場での資金調達を機動的に行い、それを仮想通貨の取得に充てる手法は同社の特徴的なアプローチだ。市場の関心が高い時期に株式を売却することで、効率的に資金を集めることに成功している。
保有総額は10兆円規模に拡大
今回の追加取得により、同社のビットコイン保有総量は84万7363 BTCに達した。当時の市場価格に基づく評価額は、約641億ドルという巨大な規模に相当する。
これまでに取得した全体の平均取得価格は、約7万5651ドルとなっている。また、株式発行などの財務活動を通じて、米ドル準備金も約14億ドルまで増加した。
手元資金の拡充は、仮想通貨市場特有の激しい価格変動に対する柔軟な対応を可能にする。負債のみに依存することなく、今後の追加取得や新たな事業展開を進めるための強固な財務基盤が整ったといえる。
同社は保有量や平均取得価格を重要な業績指標として投資家に公開し続けている。
仮想通貨の継続的な蓄積は、すでに同社の企業アイデンティティの中心的な役割を担っている。
日本においてもメタプラネットが同様の戦略を採用し注目を集めている。
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