仮想通貨ウォレットMetaMask、日本含む9カ国で法定通貨決済に対応へ

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Shunsuke Saito
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仮想通貨ウォレットのMetaMask、6か国で決済パートナーシップ締結

暗号資産(仮想通貨)ウォレットMetaMaskはこのほど、日本を含め9カ国で、法定通貨による購入に対応することを発表した。取引ネットワークを拡張し、仮想通貨ウォレット市場のシェア拡大を狙う。

MetaMaskはまず、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイ、エジプト、チリの6か国で決済パートナーシップを締結。VietQR(ベトナム)、GCash(フィリピン)など現地の決済システムと提携し、実店舗などでの仮想通貨・Web3決済に対応する。オンライン決済手段の印象が強いMetaMaskだが、今回のパートナーシップ締結を機に、現地決済の用途を増やす狙い。このほか、国際決済サービスUnlimitおよびTransFiと連携し日本、韓国、マレーシアでのローカルトランスファーに対応する。

MetaMask公式X(Twitter)

Web3はグローバルな仕組みだ。MetaMaskは世界中のどこでもWeb3が利用できるよう、各国のプロバイダーと提携してきた

MetaMask、フィッシング検出機能PPOMを導入

MetaMaskは10月末、イスラエルのWeb3セキュリティ企業Blockaidとパートナーシップを提携し、セキュリティ強化のアップデートを実施。新機能PPOM(プライバシー・プリザービング・オフライン・モジュール)は、取引をシミュレートして検証するオフラインセキュリティツール。RPCノード通信を利用することで、フィッシング攻撃などによる機密情報の流出を防げる。

同機能により、ブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション(DApp)や仮想通貨のより安全な運用が可能となる。

仮想通貨ウォレットMetaMaskとは?

MetaMaskは、主にDeFi(分散型金融)やNFTへのアクセスに用いる暗号資産(仮想通貨)ウォレット。アグリゲーター機能により、異なる資産にシームレスに投資できるのが特徴。イーサリアムメインネット(ERC-20)をはじめ、バイナンススマートチェーン(BSC)など、主要なレイヤー1(L1)およびレイヤー2(L2)ブロックチェーンに対応する。

11月に取引時の不具合が報告されたMetaMaskだが、ユーザーが直面する問題にも迅速に対処してきた。同15日に修正版をリリースしたほか、モバイルアプリを利用するユーザーには、最新バージョン(7.10.0)へのアップデートを呼びかけている。

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