ミームコイン発射場Pump.fun、取引量が8月初めの水準まで回復
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同プロトコルは、数回クリックするだけでだれもがミームコインの作成ができるプラットホームだ。
9月28日には、同プロトコルの1日あたりの収益が110万ドル(約1億5000万円)を突破し、ミームトークン市場の復活を示唆している。
赤ちゃんカバのミームコイン「MOODENG」
同プロトコルの取引量復活は、9月11日に立ち上げられた新たなミームコイン「MOODENG」によってもたらされたと考えられている。
MOODENG(ムーデン)は、タイの動物園に住むピグミーカバの赤ちゃんがモチーフとなって作成されたミームコインだ。
ピグミーカバは絶滅危惧種に指定された動物で、野生では皮膚を湿らせておくために沼地や川で過ごす。そのため動物園で飼育する場合も、定期的に職員が水をかける必要がある。
最近、赤ちゃんカバを濡らす様子を写した動画がインターネット上で大流行した。
同トークンは、そのような人気の中でPump.fun上で作成され、誕生からわずか1ヶ月足らずで時価総額が2億ドルを突破した。
Pump.funの活動が活発に
Pump.funは現在、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上に200 万以上のミームコインの作成を支援しており、プラットホームの累計収益は1億ドルを超えている。
今回のMOODENG人気の急騰により、Pump.funでのミームコイン作成の急増を促している。
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しかし最近は、作成されたミームコインの寿命が長く続いていないこともあり、取引量および収益は減少傾向を見せていた。
また、このようなプラットフォームに対する規制当局の監視が強化される懸念もあり、将来のプラットホーム運営に影響を及ぼす可能性がある。