イーサリアムL2「Scroll」、仮想通貨エアドロップの計画を公開

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イーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワーク「Scroll(スクロール)」は8日、独自の暗号資産(仮想通貨)SCRのエアドロップの計画を発表した。

仮想通貨エアドロップに割り当てられているのは、総トークン供給量10億SCRのうち1億5000万SCR(15%)だ。エアドロップは、今後18ヶ月間で2度実施される。

エアドロップ(1回目)のスナップショット(資格決定)日は2024年10月19日で、トークン公開日は2024年10月22日となっている。

エアドロップの請求は、トークン公開時に可能になる。

バイナンスがトークン公開支援

SCRトークンの発行は、大手仮想通貨取引所バイナンスの提供する「ローンチプール」を使って実施される。

事前にバイナンスコイン(BNB)もしくはステーブルコイン(FDUSD)をステーキングしたユーザーは、5500万SCR(5.5%)の割り当てを獲得できる。

またバイナンスは、11日からSCRの「プレマーケット」取引を独占的に提供する。プレマーケットとは、ローンチプール上のトークンを上場前に売買できる機能だ。

SCRトークンの外部との送受金等はできないが、トークン供給量の19%へのアクセスが可能となる。

ただし利用できる居住区域は限定されており、各国のルールに従う必要がある。

「Scroll」とは?

「Scroll」は、「zkEVMロールアップ」を採用するレイヤー2ネットワークだ。zkEVMを採用することで、イーサリアムのセキュリティを継承(EVM互換)および情報のプライバシー保護(zk証明)が可能となる。

同ネットワークの預かり資産額(TVL)は、執筆時点で10億ドルを超えており、これはイーサリアムのレイヤー2の中で6番目に大きい規模だ。

4月には、仮想通貨エアドロップを目的とした「ポイントプログラム」を開始。ユーザーは、Scroll上に資産をブリッジおよび同ネットワーク上のプロトコルを利用することで、ポイントを獲得することができる。

この取り組みにより、短期間でTVLを急速に成長させている。

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