イーサリアムガス代、5年ぶりの低水準に|ETH価格は底値か?

イーサリアム(ETH) 仮想通貨
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Naoki Saito
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イーサリアム(ETH)ブロックチェーンのガス料金はこのほど、5年ぶりの低水準まで下落し、1トランザクションあたり1グウェイ(約0.04ドル)未満となっている。

この状況は、ネットワーク需要の減少、レイヤー2ソリューションの採用増加、ネットワークのアップデート(Dencun)などによって起きていると考えられている。

一方で、一部の暗号資産(仮想通貨)アナリストらは、この状況はETH価格が底打ちを意味していることを示唆した。

5年ぶりの安値水準

イーサリアムのガス料金は2024年、3月5日に年内最高値となる83gweiを記録してからは低下の傾向を見せていた。

この傾向を見せている背景としては、以下の点が考えられている。

  • ネットワーク需要の減少:ミームコイントレンドやソラナ(SOL)など高速かつ安価な他ブロックチェーンに活動が移行したこと
  • レイヤー2ソリューションの採用増加:ArbitrumやOptimismなどのレイヤー2取引が増加したことで、イーサリアム(レイヤー1)本体への負荷が軽減されたこと。
  • ネットワークのアップデート(Dencun):新たに「ブロブ(データ格納庫)」が導入されたことで、データの保存および処理効率が向上したこと。

これらの理由によりユーザーは、ガス料金が下がりオンチェーン取引が低コストで実行可能となった。

しかし、ガス料金として使用されるETHのバーン(焼却)率も低下するため、トークンの供給に対するインフレ圧力につながっている。

そのため、将来のイーサリアム需要およびETH価格についての懸念も集まっていた。

ETH価格は底打ちか?

しかし、一部の仮想通貨専門家らは、現在の状況に潜在的なプラス面があると考えている。

仮想通貨取引所Bitfinexチームは、以下のように述べた。

「歴史的に、ガス料金の大幅な低下はETHの価格底値と一致することが多く、将来的に価格上昇の可能性があることを示唆している。」

また以前にも、「ETH価格はすでに底を打っているか、今後4~6週間で底を打つと予想できる。」と示唆していた。

ETH価格は、2024年初めから10%以上の上昇を見せている。

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