イーサリアム、1日で上昇率5%を記録|インフレ率回復が要因か
イーサリアム(ETH)は28日、始値である3144ドルから終値である3320ドルまで上昇。1日あたり5%の価格上昇を見せた。
これは、イーサリアムブロックチェーンのガス料金が急落し、ETH供給率が回復したのちに起きた。
その後同トークン価格は、過去24時間で3.22%下落し、3200ドル付近を推移している。
5ヶ月にわたるデフレ状態
ETHの流通供給量は、約5ヶ月にわたりデフレ状態が続いていた。
供給量は4日、過去最低となる1億2006万3127ETHを記録。
2023年10月30日から見ると、2億4350万ETHが減少していた。
インフレ率回復を見せるイーサリアム
しかし同トークンの流通供給量はこのほど、14日から1万5000ETH以上が追加され、2024年3月の水準となる約1億2008万ETHまで回復。インフレ率は、過去1週間で0.446%の回復率を見せている。
これは、ガス料金が一桁台まで下落を見せたことで、低いバーン率がキープされていたことが大きな要因と考えられている。
イーサリアムは、トランザクションによって発生したガス料金の一部が市場からバーン(焼却)される仕組みとなっている。
近年、ガス料金が急落し過去2週間にわたって低いバーン率が継続していた。21日には、4 か月ぶりの最低値となる0.63ドルを記録。
このような状況が続いたことで、トークンのインフレ率が回復したかたちとなる。
一方で、イーサリアムエコシステム内の月間あたりのアクティブウォレット数と取引量は、市場最高値を記録していた。
しかしこれらの活動は、ポリゴン(MATIC)などのレイヤー2が主であったことも、バーン率の低下をもたらしたとされる。
その後、ガス料金は増加傾向にあり、執筆時点で取引あたり1.25ドルを請求している。
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