シンガポールDBS銀行、リップル社と資産トークン化で提携 

リップル(XRP)
暗号資産アナリスト
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シンガポールのDBS銀行は18日、資産運用大手のフランクリン・テンプルトンおよびリップル社と提携し、トークン化された資産の取引・融資ソリューションを立ち上げると明らかにした

この提携は、XRPレジャーブロックチェーンとステーブルコイン上で、トークン化されたマネー・マーケット・ファンド(MMF)を裏付けとする商品を共同開発するための覚書に基づくものである。

認定投資家や機関投資家を対象とした、伝統的なMMFとブロックチェーン技術を融合させる大規模な取り組みとなる。

機関投資家向けの新時代金融サービス

この協力により、顧客はDBSデジタル取引所において、リップル社のステーブルコインであるRLUSDを使用して、フランクリン・テンプルトンのトークン「sgBENJI」を取引できるようになる。

sgBENJIトークンは、XRPレジャーでトークン化されたフランクリン・テンプルトンの米国ドル短期MMFの所有権を表すものだ。

さらにDBS銀行は、顧客がsgBENJIトークンを担保として、銀行のレポ取引や第三者プラットフォームを通じて信用供与を受けられるようにすることも検討。このプロジェクト基盤としてXRPレジャーが選ばれた理由は、その速度、効率性、そして低い取引コストにあるという。

この仕組みは、適格なDBSの顧客がRLUSDをsgBENJIトークンと交換できるクローズドループシステムを構築。これにより、投資家は24時間365日の取引能力を維持しつつ、数分でポートフォリオを安定資産にリバランスすることが可能になる。

伝統金融とブロックチェーンの融合が加速

今回の提携は、機関投資家の間でデジタル資産への関心が著しく高まる中で実現した。EYパルテノンとコインベースの報告書によれば、2025年には機関投資家の87%がこの資産クラスへの参加を予想しているという。

DBSデジタル取引所のリム・ウィーキアン最高責任者は「デジタル資産の投資家は、国境のない24時間365日稼働の資産クラス特有の要求に応えるソリューションを必要としている」と述べ、市場アクセスの継続性に対する需要の高まりを指摘した。

フランクリン・テンプルトンのデジタル資産責任者であるロジャー・ベイストン氏も「ブロックチェーンとトークン化は、世界の金融生態系を再形成する可能性を秘めた強力な新しいユースケースを解き放つ」と述べ、この提携が金融サービスの進化における戦略的な一手であることを示唆した。

このような伝統的資産のトークン化は、DeFiの領域を拡大し、新たな投資機会を創出するものとして期待されている。

リップル社のナイジェル・カクー副社長は、この取り組みが真のゲームチェンジャーであり、トークン化金融商品にとって、規制・安定・高流動性の交換手段を生み出すと評価した。

このモデルはすでに、機関投資家によるブロックチェーン基盤の金融商品採用の基盤として機能している。

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