仮想通貨市場、時価総額3兆ドル突破|2021年以来の最高値更新

暗号資産(仮想通貨)市場は13日、総時価総額が3兆ドルを突破して2021年以来の過去最高値を更新した。
年初来で85%以上の成長を遂げ、この活況を牽引したのはミームコイン「Peanut the Squirrel(PNUT)」で、安楽死させられたペットのリス「Peanut(ピーナッツ)」を追悼するソラナチェーンのミームコインだ。
アメリカ大統領選後に沸騰する仮想通貨市場
TradingViewのデータによると、ビットコインを含む仮想通貨市場全体の総時価総額は、13日に3兆ドルの大台を突破。これは、2021年10月に記録した2.62兆ドルを大きく上回る史上最高値だ。
年初には1.6兆ドルだったことを考えると、その成長ぶりは目覚ましい。
この急騰の背景には、ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領選勝利がある。
CoinGeckoによると、選挙後1週間で多くの仮想通貨が100%を超える上昇率を記録。
中でもミームコインのPNUTは、Binance(バイナンス)上場決定のニュースやイーロン・マスク氏のX(旧Twitter)での言及も相まって、1週間で259.5%、1日で300%以上という驚異的な上昇を見せた。
個別銘柄の動向
PNUTに次ぐ上昇率を記録したのは、MANTRA(OM)だ。GenDrop発表を控え、1週間で207%上昇した。
また、リップル(XRP)とPepe(PEPE)もそれぞれ週間パフォーマンス6位、7位にランクインし、前週には史上最高値を更新。
XRPは2021年以来初めて1ドルを超え、PEPEはCoinbaseによるミームコイン上場示唆を受けて高騰した。
さらに、執筆時点でプレセール終了まで残り23日を切ったミームコイン、Pepe Unchained(PEPU)にも注目が集まっている。
レイヤー2トークンであるPEPUは、イーサリアムの100倍の速度と低いガス料金を特徴とし、プレセールでは1100万ドル近くを調達した。
PEPUをステーキングすることで、新たな仮想通貨投資の機会が得られるという。
Pepe Unchained(PEPU)を見てみる。
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