コインチェック、Next Finance Tech買収でステーキング強化

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監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
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コインチェックグループはこのほど、ブロックチェーン基盤の開発を手掛けるNext Finance Tech(NFT)の全株式取得に合意した。

2025年4月9日に買収が完了し、Next Finance Techはコインチェックグループの完全子会社となった。

プレスリリースでは、両社の知見を活かし、リスク管理、運用効率、規制対応など様々な観点からグローバル・国内の顧客に安心してステーキングサービスを提供することが目指されている。

ステーキング事業の強化と事業多角化

Next Finance Techは、日本を拠点に法人・個人向けにグローバルなステーキングソリューションを提供するブロックチェーンインフラ企業だ。

ステーキングとは、暗号資産(仮想通貨)をPoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式のネットワークに預けることで報酬を得られる仕組みを指す。

コインチェックは2025年1月31日より「Coincheck ステーキング」サービスを開始しており、現在はイーサリアム(ETH)に対応している。

このサービスでは、ユーザーが特別な手続きや申し込みを行うことなく、口座でETHを保有しているだけで報酬を受け取ることができる特徴がある。

グローバル展開と今後の見通し

Next Finance Techの参画によって、コインチェックグループは独自の包括的なステーキングサービスソリューションの提供が可能になる。

これまでサードパーティのステーキングサービスプロバイダーを採用していたが、今後はグループ内での一貫したサービス提供を実現する。

コインチェックグループのExecutive Chairmanである松本大氏は「ステーキングは黎明期にあり、新しい仮想通貨をより身近に感じることができるサービスとして発展することが期待されている」と述べ、グローバル展開の加速に期待を示している。

コインチェックは今後、イーサリアム以外のおすすめ仮想通貨にもステーキングサービスを拡大していく方針だ。

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