バイビット、14億ドルのハッキング被害で10%の報奨金を提示

仮想通貨 取引所
最終更新日:
暗号資産ライター
暗号資産ライター
Takayuki Arasaki
筆者について

...

監修
仮想通貨ジャーナリスト
Naoki Saito
筆者について

...

最終更新日:
Cryptonewsを信頼する理由
Cryptonewsは、10年以上にわたる暗号資産(仮想通貨)の報道経験に裏付けされた、信頼に足る洞察を提供しています。経験豊富なジャーナリストやアナリストが、深い知識を駆使し、ブロックチェーン技術を実際に検証しています。厳格な編集ガイドラインを遵守し、仮想通貨プロジェクトについて、正確かつ公正な報道を徹底しています。長年の実績と質の高いジャーナリズムへの取り組みにより、Cryptonewsは暗号資産市場の信頼できる情報源となっています。会社概要も併せてご覧ください。
広告開示私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。

暗号資産(仮想通貨)取引所「バイビット」は22日、14億ドル規模のハッキング被害からの資金回収に協力した個人や組織に対し、回収額の10%を報奨金として提供すると発表した

この報奨金プログラムでは、被害総額の全額が回収された場合、最大1億4000万ドルが協力者に分配される見通しだ。バイビットのベン・ジョウCEOは「コミュニティの支援に正式な形で報いたい」と述べ、セキュリティインフラの抜本的な改革を約束した。

北朝鮮のハッカー集団による攻撃と判明

セキュリティ研究者のザックXBTの分析により、今回の攻撃は北朝鮮の国家支援を受けたハッキング組織「ラザルス・グループ」によるものと特定された。同グループはすでに約1370万ドル相当の仮想通貨のマネーロンダリングを開始しているとされる。

ラザルス・グループは過去にも「アクシー・インフィニティ」のロニン・ネットワークから6億ドルを盗むなど、大規模なハッキング事件を引き起こしている。FBIによると、北朝鮮政府は同グループの収益を弾道ミサイルや核兵器計画の資金として利用しているという。

資金回収の進捗状況

現時点で2件の資金回収が報告されている。mETHプロトコルチームが4350万ドル相当の1万5000cmETHを回収し、テザー社のパオロ・アルドイノCEOは18万1000ドル相当のテザー(USDT)を凍結した。

バイビットは、回収プログラムへの参加に関心のある個人および組織からの連絡を受け付けている。セキュリティ企業チェイナリシスと米法執行機関は、過去のラザルス・グループによる被害から3000万ドル相当の資金を回収した実績があり、今回の事件でも資金回収の可能性が期待されている。

注目記事

Industry Talk
2025年、次のリップル(XRP)となりえる新しい仮想通貨5選
Eiji M.
Eiji M.
2025-03-14 22:43:36
Industry Talk
新興ミームコイン「BTC Bull」、ICOで350万ドル調達
Takayuki Arasaki
Takayuki Arasaki
2025-03-14 20:47:20
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム