マイニング企業のビットコイン売却、5ヶ月で1万5000 BTC超に

ビットコイン(BTC)
暗号資産アナリスト
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最終更新日: 

上場する暗号資産(仮想通貨)マイニング企業各社は5日、昨年10月以降に合計1万5000枚以上のビットコイン(BTC)を売却していることが明らかとなった。

大手マイニング企業による大規模な売却

Cangoは2月上旬、保有する準備金の約60%にあたる4,451 BTCを約3億500万ドルで売却した。この売却を通じて、同社は財務基盤の強化を図っている。

また、Bitdeerは先月、保有していた約943 BTCの準備金と新たに採掘したビットコインをすべて清算し、保有量を完全にゼロにした。

Riot Platformsは昨年12月、複数回にわたり約1,820 BTCを手放した。売却額は約1億6100万ドルに上り、マイニングの収益性低下に対応する狙いがある。

Core Scientificは1月に1,900 BTCを売却した。さらに今年第1四半期には、約2,500 BTCを追加で売却する計画を進めている。

これらの企業による一連の売却総額は、約10億5000万ドルに達している。

仮想通貨市場の価格変動が続く中、各社は手元資金の確保を急いでいる状況だ。

AI事業への資金移動と戦略の転換

マイニング企業がビットコインを手放す背景には、業界全体が直面する歴史的な利益圧迫がある。

半減期を経てマイニングの報酬が減少したことに加え、ネットワークの採掘難易度が上昇しているためだ。各社はこれまで主流だった長期保有戦略を見直し、積極的な資金の再配分に動いている。

売却によって得た資金は、主にAI向けデータセンターの拡張や、ビットコイン担保ローンの返済に充てられている。

仮想通貨の採掘事業から、需要が急増するAI分野や高性能コンピューティングへの事業転換を図る企業が増加している。

Core Scientificは売却後に新たな負債を抱えることなく、AI事業向けに潤沢な資金を確保した。

一方で、業界最大手の一つであるMARA Holdingsは、5万3000 BTC以上のビットコインを保有し続けている。同社は最新の提出書類で、市場の状況に応じて柔軟に売買を行う方針を示した。

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