AIエージェントコイン、25年にミームコイン上回る｜専門家予測

大手ファンドDragonflyキャピタルに所属するハシーブ・クレシ氏は1日、「2025年の暗号資産（仮想通貨）の予測」を公開し、人工知能（AI）エージェントコインが2025年にミームコインを上回るという予測を示した。

同氏は、「現在の仮想通貨コミュニティは、金融ニヒリズム（虚無主義）から楽観主義へと移行しつつある。」と述べている。

My 2025 Crypto Predictions

I'm either going to look like a prophet or an idiot over these predictions, but one thing is for sure: I'm going to piss off a lot of people with bags.

Breaking this up into six sections: my predictions for L1s/L2s, token launches, stablecoins,…

— Haseeb ＞|＜ (@hosseeb) January 1, 2025

AIトークンの成長

AI関連トークンの市場は、2024年末から現在までに大きく成長。特に、Virtuals Protocol（VIRTUALS）やai16z（AI16Z） などAIエージェントコインの成長が顕著だ。

AIエージェントとは、AIを活用し自律的に学習、適応、決定を行うことができる。最近は、ブロックチェーン上のタスクを管理できるAIエージェントも登場している。

その1つとして「Virtuals Protocol」は、ブロックチェーン上で仮想空間を作成・管理するためのプロトコル。ユーザーは、資産や土地を非代替性トークン（NFT）として保有し、仮想世界内で取引や作成ができる。

VIRTUALトークンの価格は、過去1ヶ月ベースで見ると120%以上の上昇を見せている。

ミーム風AIエージェントが乱立

ただし同氏は、ほとんどのAIエージェントコインは昔ながらのAIチャットボットに過ぎず、実際には何も価値のあることをしていない「ミーム風AIエージェント」であると指摘。

AIエージェントの本質は、ソフトウェア開発と金融市場の効率化にあり、AIエージェントが大規模かつ複雑で頻繁なタスクを処理には既存のイーサリアム（ETH）やソラナ（SOL）のネットワークでは不十分であるという。

「レイヤー2」への注目

そこで、高速、低コスト、低遅延なトランザクション環境を実現する「レイヤー2」技術が脚光を浴びている。

レイヤー2とは、発生した処理をオフチェーンで計算、オンチェーン（レイヤー1）で実行することで、トランザクション環境を向上することができる。

イーサリアムレイヤー2では、ArbitrumやOptimismなどが大手となっており、最近はSonic（SONIC）やSolaxy（SOLX）などソラナのレイヤー2も誕生している。

Solaxyでは、ソラナの成長およびイノベーションを促進するために、ソラナのレイヤー2を開発するプロジェクトだ。

現在、プロジェクトローンチに向けた仮想通貨プレセールを実施。SOLX価格は1トークンあたり0.001594ドルで先行販売中だ。

これまでに910万ドル以上を調達しており、AIトークンの開発拠点となることも期待されている。

Solaxy公式サイトを確認する

免責事項：暗号資産は高リスクの資産クラスです。本記事は情報提供のみを目的とし、投資アドバイスを構成するものではありません。資金の一部または全額を失うリスクにご注意ください。