ビットマイン、イーサリアム保有量578万ETHを突破|4.8%独占

米マイニング企業のビットマイン(Bitmine Immersion Technologies)は27日、イーサリアム(ETH)の保有量が578万7,414ETHに達したと発表した。
供給量の5%保有を目指す戦略
同社は過去1週間で9,946ETHを追加取得した。2025年6月から毎週イーサリアムを購入し続けている。今回の追加取得は、一時的な取引ではなく長期的な財務戦略の一環として位置付けられている。
現在の保有量は、イーサリアムの総供給量である1億2,070万ETHの4.8%に相当する。経営陣は総供給量の5%を保有する「Alchemy of 5%」という目標を掲げている。
わずか13カ月で、目標達成まで残りわずかな水準まで迫っている。1ETHあたり1,948ドル(約31万9,472円)で計算すると、保有資産の規模は大きい。
同社の暗号資産(仮想通貨)や現金などを合わせた財務資産の総額は、118億ドル(約1兆9,352億円)に上る。企業としてのイーサリアム保有量では世界最大規模を誇り、著名な機関投資家からも支持を集めている。
ステーキングと自社株買いの並行
ビットマインは保有するイーサリアムの約85%にあたる491万7,189ETHをステーキングしている。
自社のプラットフォームであるMAVANを活用し、ネットワークの検証に参加している。この運用額は96億ドル(約1兆5,744億円)に相当する。
ステーキングによる報酬は、年換算で2億9,900万ドル(約490億3,600万円)を見込んでいる。安定した収益源を確保しながら、資産の拡大を図る狙いだ。イーサリアムの価格上昇と利回りの双方を追求する姿勢がうかがえる。
同時に、同社は総額40億ドル(約6,560億円)規模の自社株買いプログラムも進めている。過去1週間で610万株を買い戻し、株主還元の強化にも努めている。
ビットコイン(BTC)に対するイーサリアムの相対的な強さを背景に、積極的な資本配分を継続する構えだ。
ビットマインのトーマス・リー会長は、仮想通貨市場の今後の動向について強気な見方を示している。さらに、市場全体が活性化するアルトコインシーズンへの期待も高まっている。