スペースX上場、ハイパーリキッドに波及|14億ドルの取引急増

Hyperliquid(ハイパーリキッド)は14日、SpaceX(スペースX)の上場に伴い無期限先物市場で14億ドル(約2,240億円)の取引を記録した。
SpaceXのIPOが仮想通貨市場へ波及
SpaceXは11日に新規株式公開の価格を135ドル(約2万1,600円)に設定し、12日にナスダック市場へ上場した。
初期の企業評価額は約1兆7,500億ドル(約280兆円)から1兆7,800億ドル(約284兆8,000億円)に達した。
初日の終値は公開価格から約19.3%上昇し、時価総額は2兆1,000億ドル(約336兆円)を超えた。
この歴史的な上場は、暗号資産(仮想通貨)市場にも大きな影響を与えた。
上場前から、仮想通貨のトレーダーはハイパーリキッドのHIP-3市場を通じて、SPCXの無期限先物市場で取引を行っていた。
この市場は基準価格150ドル(約2万4,000円)で開始され、一時216ドル(約3万4,560円)まで上昇。従来の株式市場の評価額を大きく上回る水準で取引された。
また、イーサリアムなどの主要な仮想通貨からも、資金が流入する動きが見られた。
14日の報道によると、SpaceXの上場が引き金となり、SPCXの無期限先物市場で14億ドル(約2,240億円)の取引が急増した。
SPCXはHIP-3内で出来高と建玉の両面において最大の市場となり、トークン化された株式商品の中で最も注目を集める存在となった。
株式に連動するHIP-3市場全体では、6月だけで188億ドル(約3兆80億円)以上の出来高を生み出している。
HIP-3とトークン化資産の拡大
ハイパーリキッドのHIP-3は、条件を満たした開発者が独自の無期限市場を展開できる仕組みだ。
この構造が上場前のSpaceX市場の構築を可能にし、世界中の資金が24時間体制のオンチェーン取引に流入した。
HIP-3は急成長を遂げており、2026年に入ってからトークン化された株式や現実資産の先物取引への関心が継続的に高まっている。
さらに、ソラナ基盤の分散型取引所でも、同様のトークン化資産への関心が高まっている。
市場の分析によると、ビットコインETFなどからSpaceX関連の金融商品へ、数十億ドル規模の資金移動が確認された。
大口の取引参加者がハイパーリキッドのエコシステムやHYPEに資金を流入させており、イーロン・マスク氏の知名度も需要を後押しした。多くが今回のIPOをHIP-3市場の構造的な転換点と捉えている。
上場後、ハイパーリキッド上のSPCXポジションは実際の株価に連動する標準的な先物取引へと移行した。
HIP-3の累積取引高は3,000億ドル(約48兆円)を突破しており、分散型プラットフォームが伝統的な金融市場に匹敵する流動性を提供し始めている。