ユガラボがCryptoPunksの知的財産権を非営利財団に譲渡

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暗号資産ジャーナリスト
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監修
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Naoki Saito
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Yuga Labs(ユガラボ)は13日、NFTコレクションCryptoPunks(クリプトパンクス)の知的財産権(IP)をInfinite Node Foundation(インフィニットノード財団)に譲渡した

この動きはNFT(非代替性トークン)市場が低迷を続ける中で発表され、コレクションの将来について業界内外で様々な意見が交わされている。

CryptoPunksのIP譲渡とその背景

CryptoPunksは、2017年に誕生したピクセルアートのNFTコレクションで、NFTブームの象徴的存在として知られている。Yuga Labs(ユガラボ)は2022年に同コレクションの知的財産権を取得し、以降は管理・運営を担ってきた。

しかし、NFT市場の取引量や価格が下落傾向にある中、Yuga Labsは新たな運営体制を模索していた。今回、Yuga LabsはCryptoPunksのIPを非営利組織であるInfinite Node Foundationに譲渡することを決定した。同財団は、コレクションの長期的な発展を目指し、より分散的かつ中立的な運営を目標としている。

市場の低迷と今後の展望

NFT市場は2021年のブームを経て、2023年以降は取引量や価格が大幅に減少している。CryptoPunksをはじめとする主要コレクションも例外ではなく、投資家やコレクターの関心が薄れている状況だ。

こうした中でのIP譲渡は、NFT市場の再活性化やコレクションの価値維持に向けた新たな試みと受け止められている。一部の専門家は、非営利財団による運営がコミュニティ主導の発展を促すと期待する。一方で、今後の方針や具体的な施策が不透明なため、慎重な見方も少なくない。

コミュニティの反応と業界への影響

CryptoPunksのコミュニティでは、IP譲渡を歓迎する声とともに、今後の運営体制や価値維持への不安も聞かれる。特に、NFT市場全体が低迷している現状では、コレクションの将来性を巡る議論が活発化している。

また、今回の事例は他のNFTプロジェクトにも影響を与える可能性がある。分散的な運営やコミュニティ主導の管理が今後の標準となるか、引き続き注目されている。

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