ユニスワップ財団、v4フック開発支援の助成金プログラムを開始

アルトコイン
暗号資産ライター
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Takayuki A.
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監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
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ユニスワップ財団は10日、Uniswap v4のフック機能開発加速を目的とした新たな助成金プログラムHook Design Labを開始した

同プログラムは、分散型金融(DeFi)の開発者が、エコシステム構成要素を構想からメインネット展開へ移行する支援策だ。

開発者支援のギャップを埋める包括的プログラム

Hook Design Labは、開発者支援の不足を補うためのパイロット助成金プログラムだ。 技術指導や市場投入のガイダンス、マイルストーンに基づく資金提供、エコシステムとの連携を一体的に提供する。

これにより、Uniswap v4のフック機能の開発強化が期待される。 フックとは、プロトコルのプラグインに機能を追加するモジュールのことを指す。

本プログラムは、製品設計から監査、配布に至る一貫支援により、フック開発の促進を図る。 過去には400人以上の開発者が参加したUniswap Hook Incubator(UHI)の実績を基盤としている。 プロトコル設計を通して利用者の抱える課題解決に取り組むことを目指す。

また、流動性提供者やインテグレーターに対し、資本効率の向上を実証する試みを推進する。 その結果、既存インフラへのフック組み込みが一層進むと見込まれている。

エコシステム統合とガス代補助による普及促進

本プログラムの背景には、過去1年間で顕在化した開発者支援課題がある。 財団は、製品設計計画や市場投入戦略、及び配布に関するリソースが不足していると認識し、体系的支援が不可欠であると判断した。

そのため、フックとルーターやアグリゲーターとの連携を奨励し、DeFiのワークフローへのシームレスな統合を実現する。

具体策として、フック付きプールを介したスワップで発生するガス代を相殺するため、ルーターとアグリゲーターに日々の補助金を提供する仕組みを整備する。 なお、この補助金はガス代の最大80%をカバーすることになっている。

さらに、本プログラムは分散型開発エコシステム全体の戦略策定に資するべく、futarchyなどの新たなガバナンスメカニズムの試験運用も行う。

これにより、実際のユースケースと資産配分の最適化を通して、利用者に具体的な価値を提供する狙いがある。 ユニスワップはイーサリアム(ETH)上で最大の分散型取引所として位置付けられている。

その成功は、他の多くのアルトコインプロジェクトに対しても大きな影響を与えている。

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