米SEC新リーダー候補にアトキンス氏|仮想通貨業界の期待高まる

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暗号資産ライター
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Takayuki Arasaki
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監修
仮想通貨ジャーナリスト
Naoki Saito
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ドナルド・トランプ次期大統領は11月27日、ポール・アトキンス氏を米国証券取引委員会(SEC)の新委員長候補に選出した

今回の報道を受け、アトキンス氏が顧問を務めるリザーブ・プロトコルのネイティブトークン「Reserve Rights(RSR)」は、一時160%以上急騰、マーケットの期待感が顕著に現れた。

リザーブ・プロトコルのネイティブトークンReserve Rights(RSR)のチャート

ポール・アトキンス氏とは?

アトキンス氏は、2002年から2008年にかけてブッシュ政権下でSECの委員を務め、リザーブ・プロトコルの顧問としても活動するなど、デジタル資産分野での経験が豊富な人物だ。

さらに、「デジタル商工会議所」の顧問として、ブロックチェーン技術の普及や促進に寄与してきた実績を持ち、仮想通貨支持派としても知られている。

しかしながら、アトキンス氏はSEC委員長のポストを受け入れることに慎重な姿勢を示しており、今回の指名を受諾するかどうかは明らかになっていない。

仮想通貨業界への影響

バイデン政権下でSEC委員長を務めたゲイリー・ゲンスラー氏は、仮想通貨業界を「詐欺が蔓延する無法地帯」と厳しく非難し、米国内の仮想通貨取引に対する規制強化を一貫して推進してきた。その強硬な姿勢は、仮想通貨市場からの批判を招いただけでなく、業界の発展を阻害する要因となったとの指摘もある。

これに対し、トランプ次期大統領は仮想通貨支持派として知られるポール・アトキンス氏を次期SEC委員長候補に指名した。この人事は、ゲンスラー氏による厳格な規制路線からの転換を示すものであり、仮想通貨業界に対する規制緩和への期待を高めている。

もしアトキンス氏が次期SEC委員長に就任すれば、仮想通貨市場に対するこれまでの規制路線が見直され、業界全体の成長に追い風となるだろう。

ただし、アトキンス氏がトランプ氏の指名を受諾し、SEC委員長としてどのような政策を打ち出すかは現在のところ未知数だ。今後の展開に注目が集まっている。

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