東証上場TORICO、ETH約1億円分購入|BTC戦略から方針転換

東証グロース上場のTORICOは25日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)約1億円分の取得を開始した。
同社は当初ビットコイン(BTC)への投資を計画していたが、ステーキングで収益を生み出せるイーサリアムへと方針を転換。
「日本一のイーサリアム運用会社」を掲げ、最大8億2100万円規模の暗号資産投資事業に乗り出す。
BTCからETHへ戦略転換した理由
TORICOは7月に新しい仮想通貨の事業へ参入を表明し、当初はビットコインへの投資を計画していた。
しかし今回、投資対象を将来性が高いイーサリアムへと変更している。
同社が掲げるのは「Treasury 2.0(稼ぐ保有)」という概念だ。
ビットコインはデジタル・ゴールドとして価値保存に優れる一方、保有するだけでは収益を生まない。
対してイーサリアムは、ネットワークに預け入れることで報酬を得るステーキングが可能となる。
戦略転換に伴い、同社は2026年1月に100%子会社の株式会社TORICO Ethereumを設立する計画だ。
Mint Townとの資本業務提携で最大8億円投入
TORICOは12月17日、Web3ゲーム事業を手掛けるMint Townと資本業務提携契約を締結した。
同社が運営するファンド「Shooting Star1号投資事業有限責任組合」を通じた第三者割当増資などにより、約4億7000万円を調達する。
資金計画の内訳は、第9回新株予約権からの2億9800万円、自己資金2億円、新株式発行による3億2300万円など。
最大8億2100万円をイーサリアム購入に充てる予定だ。
当初は2026年1月以降に購入を開始する計画だったが、現在の市場価格が投資実行に適した水準と判断し、自己資金2億円を先行投入して12月から購入を開始した。
Mint Townの國光宏尚CEOは、2026年6月の定時株主総会でTORICO取締役に就任予定だ。