フラッピーバード復活|仮想通貨ゲーム化に元開発者が異議

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監修:
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一世を風靡した人気スマホゲーム「フラッピーバード」は15日、テレグラム上で暗号資産(仮想通貨)ゲームとして復活を遂げた

この動きは、オリジナル版の開発者が新バージョンとの関係を否定したことで、論争を引き起こしている。

仮想通貨ゲームとしての復活

テレグラム上のチャンネルによると、フラッピーバードの復活はテレグラムベースのWeb3ゲーム「Notcoin」とのコラボレーションの一環だという。

「@Flappybirdbot」チャンネルには「チームに参加し、毎日卵を割って、自分の群れのためにポイントを稼ごう」「毎週上位チームには素晴らしい賞品が用意されています」と記載されている。

新しいフラッピーバードは、The Open Network(TON)との統合に焦点を当てており、「Flap-a-TON」イベントを通じてトークン報酬などのブロックチェーン要素を導入している。

開発者ドン・グエン氏の反応

しかし、オリジナル版の開発者であるドン・グエン氏は、このプロジェクトへの関与を否定し、仮想通貨との統合に反対の意を表明した。

グエン氏は「いいえ、私は彼らのゲームとは何の関係もありません。何も売っていません」と述べた。さらに「仮想通貨もサポートしません」と付け加えた。

2014年初頭、グエン氏はデジタルストアからゲームを削除することを決定した。この選択は、ゲームが予期せず世界的な人気を博し、プレイヤーがその難しいメカニクスに高度に中毒になった後になされた。

復活を巡る疑念

ゲームの復活には商標権争いも大きく関与している。法的な異議申し立ての後、Gametech Holdingsが商標権を取得し、その後The Flappy Bird Foundation Groupに譲渡した。

サイバーセキュリティ研究者のバルン・ビニワレ氏によると、ゲーム復活の「公式」ページも正当性に疑問が残るという。

ビニワレ氏は「過度に洗練されたルックスで、そのアートは長年市場に溢れてきた数え切れないクローンと不気味なほど似ています」「結局のところ、フラッピーバードは史上最も模倣されたゲームの一つなのです」と指摘した

フラッピーバードの仮想通貨ゲーム化は、Web3.0技術の台頭とゲーム業界の変革を象徴する出来事といえる。近年注目を集めるNFTゲームの流れを汲む形で、ブロックチェーン技術とゲームの融合が進んでいる。

しかし、オリジナル開発者の意向や著作権問題など、新技術導入に伴う課題も浮き彫りになった。今後、ゲーム業界とブロックチェーン技術の融合がどのように進展していくか、注目が集まる。

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