量子コンピュータがビットコインを破る時期は?期待の新プロジェクトも浮上
Crypto News Japanは透明性を最優先としています。記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があり、リンク経由のご利用で手数料を受け取ることがあります。ただし、報酬が分析・意見・レビューの内容に影響することはありません。編集コンテンツはパートナーシップから独立し、公開済みの評価基準に基づいて制作しています。詳しくは広告開示全文をご覧ください。

暗号資産(仮想通貨)の安全性は暗号技術に支えられています。しかし、その基盤が崩れる日が近づいているかもしれません。
専門家によると、今後5〜10年以内に十分な性能を持つ量子コンピュータが実用化された場合、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のウォレットを保護する数学的な暗号を解読できる可能性があるといいます。
また「今は収集し、後で復号する」と呼ばれる攻撃手法では、悪意ある第三者が現時点でデータを収集しておき、技術が追いついた段階で解読するという戦略をとります。
長期保有者にとっては、今この瞬間から始まっているリスクです。
なぜ量子コンピュータが脅威なのか?
現在多くのウォレットが採用している公開鍵暗号方式では、取引を行うたびにブロックチェーン上に公開鍵が露出します。
従来のコンピュータでは、その公開鍵から秘密鍵を逆算することは事実上不可能です。しかし量子コンピュータは、十分な数の安定した量子ビット(qubit)を持つマシンは、「ショアのアルゴリズム」と呼ばれる手法を使い、数時間、あるいは数分でその暗号を破れる可能性があります。
過去に取引を行ったことのあるウォレットはすべて公開鍵を晒しており、それが将来的な攻撃の標的になりうるでしょう。
特に初期のビットコインウォレットの中には数千枚のコインを保有するものもあり、リスクは高いです。標準的な外部所有アカウント(EOA)ウォレットを使ったことがあるユーザーも例外ではありません。
「BMIC」が提案する量子耐性セキュリティ

こうした脅威に対し、仮想通貨プレセール段階の新プロジェクトBMIC(BMIC)が独自のアプローチで解決策を提示しています。
同プロジェクトが目指すのは、量子時代に対応した完全な金融インフラの構築です。
中核となるのは、公開鍵をそもそも露出しないウォレットの開発。BMICはERC-4337に基づくスマートアカウントと、米国立標準技術研究所(NIST)が承認した耐量子暗号(PQC)署名を組み合わせて使用します。
取引はプライベートなレイヤー2ルーティングシステムを通じて処理され、公開チェーン上に鍵の痕跡を残さない仕組みです。
量子コンピュータがブロックチェーンをスキャンしても、BMICユーザーに紐づく公開鍵は見つかりません。
ウォレット機能に加え、公開鍵を漏らさずに利回りを得られる量子耐性ステーキングや、同じPQC認証を使った決済カード機能も搭載予定です。
プレセールはすでに約50万ドルを調達しており、目標額は4,000万ユーロに設定されています。
トークン価格は段階的に上昇する仕組みで、初期購入者は1トークンあたり0.048485ドルで取得できました。しかし、最終プレセール段階では0.058182ドルまで上がり、公開価格はさらに高く設定される予定です。
開発ロードマップでは、2026年第2〜第3四半期にアルファ版ウォレットをリリースし、同年後半にはマルチアセット対応と分散型アプリ(DApp)連携を含むベータ版を公開する計画です。
2027年には分散型量子コンピューティングリソースへの接続を目指す「Quantum Meta-Cloud」統合も予定されています。
収益に連動したトークンバーン(焼却)の仕組みも設けられており、普及が進むにつれて供給量が減少する設計になっています。
グーグルやIBMをはじめとする大手企業が100万量子ビットマシンの実現に向けて競争を加速させる中、量子コンピュータの進化は多くの予測を上回るペースで進んでいます。
BMICはその脅威に先手を打つ形で、セキュリティを重視するユーザーに向けた次世代インフラとしての地位を確立しようとしています。
BMICを見てみる