BNPパリバ、イーサリアム基盤のファンドトークン化実験を開始

イーサリアム(ETH)
暗号資産ライター
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最終更新日: 

欧州銀行BNPパリバの資産運用部門は20日、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上でマネー・マーケット・ファンドのトークン化株式クラスを発行した。

グループ内の限定的な実験として実施されたもので、規制された枠組みの中でパブリックチェーンを活用する適合性を検証する狙いがある。

2025年にルクセンブルクのプライベートチェーンで行った発行に続く、2度目のトークン化への取り組みとなる。

パブリックイーサリアムに許可型アクセスモデルを採用

BNPパリバの公式発表によると、トークンの保有・移転は規制要件を満たした認定参加者のみに制限される「許可型アクセスモデル」を採用。

機関投資家以外の一般参加は認められていない。

発行にはERC-3643規格が用いられ、本人確認や資産移転の制限をオンチェーンで実装できる仕組みだ。

グループ内のAssetFoundry™プラットフォームがトークン化とブロックチェーンへの接続レイヤーを担い、BNPパリバ証券サービス部門が振替代理人として機能した。

ウォレットの設定と秘密鍵の管理もグループ内で完結しており、発行から資産移転までの一連のプロセスを管理された環境で検証する構成となっている。

金融機関に広がるパブリックチェーン活用の動き

伝統的な金融機関の間で、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術を活用したファンドのトークン化が加速している。

イーサリアムをはじめとするパブリックチェーンを規制された枠組みで活用する事例は、ブラックロックなど大手資産運用会社の参入もあり業界全体で増加している。

BNPパリバのエドゥアール・ルグラン最高デジタル・データ責任者は、トークン化が規制下での運用効率とセキュリティ向上にどう貢献するかを探ることが今回の実験の意義だと述べた。

同社は単一のネットワークに依存せず、複数のブロックチェーン環境を並行して検討する戦略を取っているとしている。

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