トランプ支援のWLFI、仮想通貨 投資で160億円超の含み損に

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ドナルド・トランプ一族が支援する暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」は10日、保有する仮想通貨ポートフォリオで約1億1000万ドル(約163億円)の未実現損失を抱えていることが明らかになった。

WLFIは当初、ラップドビットコイン(WBTC)、イーサリアム(ETH)、トロン(TRX)、セイ(SEI)、チェーンリンク(LINK)、Aave(AAVE)、Ethena(ENA)、Move(MOVE)、Ondo(ONDO)の9種類のデジタル資産に合計3億3600万ドル(約497億円)を投資していた。

しかし、現在のポートフォリオ価値は約2億2600万ドル(約334億円)まで下落している。

イーサリアム下落が主要因

今回の損失の主な原因は、ポートフォリオの60%以上を占めるイーサリアムの下落だ。

WLFIのイーサリアム平均購入価格は3,240ドルだったが、執筆現在の価格は2,000ドル付近まで下落している。この価格差により、イーサリアム投資部分だけでも大幅な含み損が発生している。

また、BTCやETHの下落により、ENAやONDOなどの新興トークンも大幅に下落したことも、損失額拡大に追い打ちをかけたと考えられる。

しかし一部の市場アナリストによると、仮想通貨市場が回復すればWLFIの投資戦略はまだ収益を上げる可能性があるという。

プロジェクト側は、現時点で売却の意向を示していない。

トランプ氏の仮想通貨への関与

トランプ大統領は最近、米国の仮想通貨戦略準備金の設立や業界著名人を集めた仮想通貨サミットの開催など、投資家や政策立案者の両方から注目を集めている。

仮想通貨市場の特性上、短期間で大きな価格変動が起こりうるため、このような大規模投資プロジェクトでも予想外の結果になることがある。WLFIの今後の動向は、仮想通貨投資における長期戦略の有効性を測る一つの指標となりそうだ。

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