イーサリアム初期投資家(クジラ)、2475万ドル相当のETH売却

イーサリアム(ETH)
暗号資産ライター
暗号資産ライター
Takayuki Arasaki
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監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
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最終更新日: 
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2015年のイーサリアムeth logo ETH -0.09%ICO(Initial Coin Offering)に参加した大口投資家は2日、保有するイーサリアム(ETH)の売却を開始した

ICO参加クジラ、活動再開

2015年のICOの際、当時の価格で1ETHあたり約0.31ドルで7万6000ETHを取得した大口投資家、通称「クジラ」が活動を再開した。

この投資家は長期間保有していた暗号資産(仮想通貨)を動かさなかった。 ところが、ここ数週間で売却を開始した模様だ。 最新の動きとして、日本時間5日未明に送金が確認された。

2000ETHが仮想通貨取引所のKraken(クラーケン)に送金されたことが明らかになった。

市場への影響と背景

このクジラは過去2週間で合計1万4000ETHを売却した。 売却総額は約2475万ドルに達すると報告されている。

これほど大量の仮想通貨売却は市場参加者の心理に影響を与える。 イーサリアムの価格変動が高まる可能性もある。 他の投資家が利益確定やポジション調整に動く引き金となるおそれがある。 ICO時の取得価格が非常に低かったため、現在の価格で莫大な利益を確定できる。

今回の売却はその動機を示す重要な動きと考えられる。 Krakenなど大手取引所への大量送金は潜在的な売り圧力のシグナルと見なされる。 これは短期的な価格変動を予測する上で注目すべき動きである。

早期投資家の動向

このクジラの売却活動は、ブロックチェーン分析家によって注意深く追跡されている。

売却は計画的に進められている模様だ。 イーサリアムの価格はICO時と比較して好水準を保っており、早期投資家が利益確定に動く動きが広がっている。 同動向は市場全体のトレンドとなっている。

今回のクジラの行動もその一環と見なされ、今後の市場調整の可能性を示唆する。 大口投資家の動きには引き続き注意が必要である。

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