ポリマーケットが無期限先物取引を開始|BTCや金も対象

予測市場プラットフォームのPolymarket(ポリマーケット)は3日、最大20倍のレバレッジをかけた無期限先物取引を正式に開始した。
予測市場から本格的な取引プラットフォームへ
ポリマーケットはこれまで、現実の出来事に対する予測市場を中心にサービスを展開してきた。
今回の新機能「Polymarket Perps(ポリマーケット・パープス)」の導入により、本格的な取引プラットフォームへと進化を遂げている。
従来の「はい」か「いいえ」で答える形式とは異なり、期限のない継続的な取引が可能となった。
対象となる資産は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)などの主要銘柄に加え、金や銀などのコモディティも扱っている。
さらに、S&P 500などの株価指数や、スペースX(SPCX)といった米国株に似た商品も取引可能だ。
利用者はこれらの資産に対し、24時間いつでも買いや売りのポジションを持つことができる。
最大20倍のレバレッジを活用することで、少額の資金でも大きな取引を行えるのが特徴だ。
例えば、1,000ドルの証拠金を預け入れた場合、最大で2万ドル分のポジションを操作できる。
同社は新機能を通じて、活発に取引を行う層の需要を取り込む狙いがある。
厳格な規制遵守と利用地域の制限
新機能の提供にあたり、ポリマーケットは各国の法律や規制を厳格に遵守する姿勢を示している。
マネーロンダリング対策や国際的な制裁措置に従うため、特定の国や地域からのアクセスを制限している。
具体的には、米国やカナダ、キューバ、北朝鮮などからの注文は受け付けていない。
また、仮想プライベートネットワーク(VPN)などを使用して地域制限を回避する行為も規約で禁止されている。システムを統合する開発者に対しても、注文前に利用者の現在地を確認し、制限地域からのアクセスを遮断するよう求めている。
これらの措置は、居住地ではなく物理的な現在地に基づいて適用される。
そのため、制限されていない国に滞在している間は取引が可能だが、制限地域に足を踏み入れると新規の注文ができなくなる。
高いレバレッジは大きな利益を生む可能性がある一方で、急激な価格変動による強制決済のリスクも伴う。同社は規制当局の期待に応えつつ、利用者の保護と安全な取引環境の提供に努めている。