デザー、金で裏付けされる新しいステーブルコイン「aUSDT」発表
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暗号資産(仮想通貨)のステーブルコイン大手USDTを発行するデザーは17日、新たなデジタル資産プラットホームである「Alloy by Tether」を発表した。
同プラットホームは、ユーザーが「テザー資産」と呼ばれる新たな仮想通貨を作成できる場所となっており、最初の新しいステーブルコインとしてaUSDTを発売するという。
aUSDTは、物理的なゴールド(金)によって裏付けされるテザーゴールド(XAUT)で過剰担保され、1米ドルの価値を追跡するように設計された仮想通貨となる。
過剰担保は、トークン発行量より多くの裏付け資産を必要とすることで、価格下落に対するリスクを軽減する仕組み。
「Alloy by Tether」のメカニズム
「Alloy by Tether」は、幅広い裏付け資産を使用して仮想通貨を作成できるメカニズムを備えている。
スマートコントラクトは、イーサリアム(ETH)メインネットに展開されており、ユーザーは安全かつ透明性のある環境下で担保を預入しトークンを発行できる。
また、利回りが発生するトークンの発行も可能になるという。
トークンの発行は、エルサルバドルの国家デジタル資産委員会(CNAD)によって認可された組織である「MOON GOLD NA, S.A. DE C.V.」と「Moon Gold El Salvador, S.A. de C.V.」が担当する。
大手ステーブルコインを運営するテザー
テザーは、仮想通貨のステーブルコイン市場でもっとも時価総額が高いUSDTを運営しており、主に現金預金と米国短期国債で裏付けしている。
また同社は、金:37億ドルとビットコイン(BTC):54億ドルを保有していたことが分かっており、2024年第1四半期(1〜3月)には過去最高の純利益を出すことに貢献している。
「Alloy by Tether」によって、同社のポートフォリオを多様化させることを狙うという。
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