Prime XBT

Yamada

最終更新日

4月 24, 2024 23:04 JST

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Prime XBTはビットコインベースのデリバティブ取引所で、暗号通貨だけでなく、Forex、S＆P 500、Nasdaq インデックス、原油や天然ガスなどの商品などの従来の金融商品も取引できます。さまざまな選択肢がありますが、Prime XBTは複雑ではなく、簡単に使用できます。初心者でも、アカウントを開いてビットコイン（BTC）で入金するまで数分ですませられます。このプラットフォームでは、暗号通貨は最大100倍、外国為替取引は最大1000倍のレバレッジ取引がそれぞれ可能です。Prime XBTは、世界150か国以上のトレーダーが利用できます。

主な機能

基軸通貨はビットコインのみ：Prime XBTに他の種類の暗号通貨を預け入れることはできません。

従来型の金融資産に加え、人気の暗号通貨を証拠金取引する機能：ビットコイン、エーテル、ライトコイン、EOS、XRPを、S＆P 500やFTSE100、NASDAQ、日本円、外国為替、金、天然ガス、銀、原油などと同じように取引できます。

カスタマイズ可能なウィジェットを備えた、強力なプラットフォーム：12を超える統合流動性プロバイダーが付属しており、1秒あたり最大12,000回の注文を実行でき、注文は平均7.12ミリ秒未満で実行されます。

Covestingと連携可能：Prime XBTは、暗号化ソーシャルトレーディングプラットフォームであるCovestingと連携可能です。そのため、ベテラントレーダーのコピー取引が可能です。

低料金：Prime XBTは、料金に関しては非常に透明性が高く、各種料金のうちいくつかの項目では、全取引所のなかで最低金額です。

プライバシーの高さ：Prime XBTはプライバシー保護プラットフォームです。取引を開始する前にKYC（顧客を知る）チェックを受ける必要がありません。

総じて、プライムXBTは、証拠金取引の分野で勢いのある新興企業です。ユーザー第一の思想と利便性、そして増え続ける機能のラインアップから、初心者からベテランまであらゆる信用取引トレーダーの支持を集める可能性を秘めています。

Prime XBTにアクセス

バックグラウンド

プライムXBTは、2018年に持株会社であるPrimeXBT Trading Services（148707）としてセーシェル共和国で設立および登録されました。ただし、このプラットフォームでは、2019年の初めまではトレーディングサービスを提供していませんでした。

2019年の後半に、Prime XBTはセントビンセントおよびグレナディーン諸島にもオフィスを開設し、そのドメインと取引インフラストラクチャをいわゆる世界の暗号通貨の首都であるスイスに移動しました。

同社の発表によると、現在、平均して1日あたり約3億7,500万米ドルを処理しており、3つのオフィスで40人以上のスタッフを雇用しているそうです。

Prime XBTは国を問わず利用でき、各国当局の規制の影響は最小限に抑えられています。現在、このプラットフォームは150か国以上でアクセスできますが、米国、ケベック（カナダ）、アルジェリア、エクアドル、エチオピア、キューバ、クリミアとセバストポリ、イラン、シリア、北朝鮮、スーダンでは利用できません。
Webサイトは英語、中国語、スペイン語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、トルコ語の8つの言語で利用できます。

料金

手数料に関しては、Prime XBTは取引所のなかでも最低クラスです。入金手数料は完全に無料で、出金時もわずか0.0005 BTCしかかかりません。これは、ビットコインの標準的なトランザクションフィー程度です。他の取引所と比べると、人気のあるデリバティブ取引所であるBitMEXでは、BTCトランザクションコストをカバーするために少額の手数料のみ請求すると宣言していますが、実際にかかる手数料は約 0.001 BTCです。それほど高額ではないものの、Prime XBTと比べると2倍です。

さらに、Prime XBTではアカウントをつくったらすぐに「ビットコインを購入する」機能が利用できます。これは連携しているChangellyを経由してビットコインを購入し、Prime XBTに直接入金できる機能です。Changellyを使用すると、VISAまたはMasterCardの銀行カードでビットコインを直接購入できるので非常に便利ですが、注意点もあります。一般的な銀行カードでのトランザクションには5％の手数料がかかり、Changellyの手数料5％と合わせると、取引手数料は10％を超えてしまうことです。

プライムXBTの他の主要な手数料は、取引手数料とオーバーナイト物金利です。

取引手数料はポジションを開いたり閉じたりする度に変わります。

• 暗号通貨取引では0.05％
• インデックスおよび商品の0.01％
• Forexの0.001％

オーバーナイト物金利は、オープンポジションが翌日に持ち込まれた場合にのみ発生します。Prime XBTの取引日はUTC 00:00に終了します。同じ取引日にポジションをオープンおよびクローズする場合、オーバーファイナンス手数料は一切請求されません。

Prime XBTの手数料は、他の証拠金取引所と比べて高いのか安いのか、比較してみましょう。

ご覧のように、Prime XBTは市場での取引手数料が群を抜いて低いため、暗号通貨またはその他の金融商品の信用取引を行う人にとっては有力な乗り換え候補です。
このプラットフォームは、さまざまな料金に関して透明性を非常に大事にしており、計算も容易です。気付かないうちに余分な料金が請求されているということもありません。

無料でアカウントをつくる

セキュリティ

安全性は、どんな取引プラットフォームでも最も重要なポイントです。Prime XBTのセキュリティは過去一度もハッカーに破られたことがなく、安全で信頼できるプラットフォームだと見なされています。

プラットフォームのウォレットに保存されているほとんどのビットコインはコールドストレージ（オフラインでロックされた、不正アクセスの可能性の低いストレージ）に保管されます。日々ユーザーが行う出金に対応するための資金だけが、ホットウォレットに保管されています。ホットウォレットとコールドウォレットの間の転送はマルチシグネチャを使用して確認されます。これは業界の標準的なセキュリティ対策で、単一障害点のリスクを軽減するのに役立ちます。

その他のセキュリティ対策として、分散型サービス拒否攻撃（DDoS）に対するCloudfareの保護も行われています。プラットフォームのハードウェアはAWSサーバーでホストされ、強力で効率的な取引エンジンを実行するのに十分な容量を付与します。

ユーザーとプラットフォームの間で交換されるすべてのデータは、SSL暗号化を使用しており、傍受することはほぼ不可能です。

ユーザー側では、Prime XBTを使用すると、電子メールと強力なパスワードの組み合わせとGoogle認証システムベースの2FA（2要素認証）を使用してアカウントを保護できます。さらに、bcryptを使用してハッシュ化し、パスワードとプライバシー、その他のすべての機密データを暗号化することも可能です。

Prime XBTのセキュリティは、ユーザーのプライバシー保護という意味でも抜かりがありません。KYCチェックを受けることを強制せず、データを名前にリンクしません。これは顧客のセキュリティにとって非常に重要なことです。ユーザーがどこの誰なのかを特定する手段がないため、標的型ハッキングの被害者になるリスクが無くなるからです。

一方、プライバシーは規制当局にとっては最大の敵でもあります。そのためPrime XBTは当局の認可を受けていない取引所であり、各国の銀行規制に準拠していません。

また送金にはホワイトリスト登録が必須であるため、もし誰かがなんらかの手段でアカウントに侵入した場合でも、資金は保護されます。これは事前に承認されたBTCアドレスだけに送金を認め、それ以外の相手には送金できなくする機能です。

また、誰かがアカウントにサインインしたり、ポジションが約定されたときにメール通知を受信するかどうかを制御できます。

ここまでにある通り、Prime XBTは、最も安全なプラットフォームの1つです。認可は受けていないものの、アカウントのセキュリティとプライバシーの面で安全性を担保しています。

デザインとユーザビリティ

Prime XBTに登録する際に体験するのは、シームレスなユーザーエクスペリエンスです。

実際、アカウントを開くのに1分もかかりません。ビットコインを入金して取引を開始するのにも、数分あれば十分です。

もう1つの印象的な機能は、取引プラットフォームの設計です。ナビゲート、注文、市場モニター、取引などは非常に使いやすいものです。もしそう感じない場合も、個々のニーズに応じてインターフェイスをカスタマイズできます。初心者でも、取引を開始するのにそれほど時間はかからないでしょう。高度な取引ツールとチャートを備えているにもかかわらず、Prime XBTは非常に直感的でユーザーフレンドリーに見えます。

外出先での取引に便利なアプリ（AndroidおよびiPhone）もあります。

取引

Prime XBTでのすべての取引は、市場に対しショートまたはロングポジションを取ることを中心に展開します。

市場の下落が予想される場合は、ショートポジションを購入し、もし実際に下がれば利益が得られます。価格の上昇が予想される場合は、ロングポジションを取りましょう。本当に上がれば儲かります。

Prime XBTを使用すると、取引にレバレッジを追加することもできます。レバレッジ取引は危険な活動ですが、プラットフォームから資金を借りることでポジションサイズを拡大できます。

たとえば、1000ドルの資金を使用して1：100レバレッジでBTC / USD市場を取引している場合、ポジションサイズは100,000ドルに達します。そのようなポジションはうまくいけば利益が大きいですが、破産するリスクも高くなります。レバレッジが高ければ高いほど、わずかな価格変動で破産してしまいます。

Prime XBTでは、4種類の注文を行うことができます。

• 成行（デフォルト）：現在の売り価格/買い価格で即座に実行される注文。
• 指値：希望の価格でオファーを出すことができる注文。市場価格が注文価格に到達すると約定します。
• ストップ：市場が特定のレベルに達した場合にポジションを閉じることができる注文。
• OCO：ポジションリスクを軽減するためにストップ注文と指値注文を組み合わせる、経験豊富なトレーダーが使用する注文。

さらに、ストップロスを設定したり、トレードごとに利確価格を設定したりできます。この機能は、ポジションに入る前に特定のターゲットを念頭に置いている場合に非常に便利です。

顧客サポート

Prime XBTプラットフォームまたは取引について質問がある場合は、FAQを使用して回答を見つけることができます。

また、カスタマーサポートチャットとサポートメールがあります。これらのサポートはどちらも24時間年中無休でメッセージを受け付けています。

入出金方法

Prime XBT取引所の最小入金額は0.001 BTCです。レバレッジを使用する場合、最大0.1 BTC相当のポジションを開くことができます。

または、Changelly連携を使用してビットコインウォレットをチャージすることもできます。Changellyではクレジットカードまたはデビットカードを使用して直接ビットコインを購入することができます。この場合、購入金額の約10％の手数料がかかります。

引き出しに関しては、金額の制限はありませんが、ビットコインネットワークの取引手数料0.0005 BTCよりも高くする必要があります。

Prime XBTは引き出しを1日1回だけ処理します。日付の基準はUTCで12:00から14:00の間です。会社のWebサイトによれば、12：00 UTCより前にリクエストされた引き出しは同じ日に処理されますが、12：00 UTCより後にリクエストされた引き出しは翌日に処理されるとのことです。

取引を開始

Prime XBTに登録して取引をはじめる手順

Prime XBTでは、アカウントを作成しはじめてから取引を開始するまで、数分しかかかりません。必要な手順は以下だけです。

1. 登録フォームに入力：メールでサインアップして確認し、プラットフォームにログインします。
2. アカウントに入金：ビットコインをプラットフォームに直接入金します。まだお持ちでない場合は、Changelly統合を通じてクレジットカードまたはデビットカードで購入できます。
3. 取引を開始：すぐに取引可能です。最大1,000倍のレバレッジで暗号通貨、外国為替、商品、その他のインデックスを取引できます。

結論

Prime XBTは、デリバティブ取引市場に現れた新星です。このプラットフォームは、強制的なプライバシー保護規制に反対するスタンスを取っており、このことはプライバシー愛好家にとって大きなプラスです。

Prime XBTの取引プラットフォームは、経験豊富なユーザーと初心者の両方にとって使いやすいよう調整されており、高度で豊富な機能を備えながら、使い勝手は洗練されています。

ChangellyやCovestingなどとの連携は、ユーザーをドメイン内に閉じ込めることにこだわらない、オープンでスマートなアプローチであり、利便性を何よりも重視する健全な姿勢が伺えます。

以上の点から、比較的新しく登場したPrime XBTは、すでに暗号取引業界で有力なプレーヤーになっています。

免責事項：証拠金取引はリスクの高い活動と見なされています。そのため、自分の努力を怠らず、失う余裕がある以上の取引は行わないでください。

Yamada

編集者

三重県出身。金融ライターとしての活動を2014年に開始。暗号資産（仮想通貨）やFXを取り扱う国内外の金融・フィンテックメディアに従事する。自身でも仮想通貨投資を行っており、トレーダーとしての独自視点を交えたコンテンツ制作が得意。20年12月、CryptoNews Japan（クリプトニュース・ジャパン）創設時からライター兼編集者として参画。専門分野は仮想通貨、ブロックチェーン。

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