ビットコイン（BTC）、40000ドル割れ｜個人投資家の3分の1は下落を予想

ビットコイン（BTC）価格が23日、4万ドルを割れた。本稿執筆時点の取引価格は3万9748ドル。ビットコイン価格は11日、米証券取引委員会（SEC）が現物ビットコイン上場投資信託（ETF）を承認したことで、一時4万9000ドルを超えていた。

ビットコインETF承認後は、最高値から一転して9000ドル以上の下落。原因はグレイスケール・ビットコイン・トラスト（GBTC）からの流出と考えられている。米ブルームバーグは22日、破綻した暗号資産取引所FTXの破産管財人がGBTC株の3分の2以上を売却したと報道。

個人投資家の3分の1以上がビットコインは下落すると予想

ドイツ銀行が行った最新調査によると、個人投資家2000人のうち、3分の1以上が25年1月までにビットコインが2万ドルを下回ると予想。年末までにビットコイン価格が4万ドルから7万5000ドルの間で推移すると予想する個人投資家は15％に過ぎない。

BitMEXのアーサー・ヘイズ元CEOは22日、ビットコインの今後について「4万ドルを下回るだろう。3月29日に満期を迎える権利行使価格3万5000ドルのプットオプションを購入した」と自身のX（旧Twitter）で発言した。